いよいよ夏本番。旅行シーズンがやって来た。旅行の計画を立てるなら、ぜひ使いたいのが「Googleマップ」と「Googleフライト」だ。
すでに出発日が決まっていて、なるべく安いフライトを見つけたい時はGoogleフライトが役に立つ。さらにGoogleマップがあれば、初めて行く空港でもカフェやレストランを簡単に見つけられるはずだ。
今回はGoogleの機能を使って、快適に旅を楽しむ方法を紹介する。
5月2日、Googleは指定した目的地へのフライトの最安値を検索できる新機能を発表した。出発予定日を指定しておけば、航空券価格の変動も追跡できる。3〜6カ月以内に通常の価格より安い航空券が出ると、Googleがメールで知らせてくれる。
ブラウザーを開いてGoogleフライトにアクセスし、目的地を入力するだけでいい。出発日が決まっていないなら、「日付指定なし」を選んで航空券が安い時期を見つけることもできる。
巨大なショッピングモールでもすばやく店を見つけられるように、Googleマップはすべての空港、ショッピングモール、ハブ駅に「ディレクトリ」タブを追加する取組みを進めている。この機能は次のフライトまでの短い時間に空港内で食事をしたり、お土産を買ったりしなければならない時に重宝するはずだ。店の営業時間やどの階にあるかはもちろん、近くのレストラン、ストア、ラウンジ、駐車場なども調べられる。
Googleマップの混雑状況確認ツールに新機能が追加された。これまでも店などを検索すると混雑状況のグラフがリアルタイムで表示されていたが、マップ上に表示されているエリア全体の混雑時間帯を教えてくれる「Area Busyness(エリアビジーネス)」機能が追加された。
使い方は、まず「Android」端末か「iPhone」(またはPCのブラウザー)でGoogleマップのアプリを開き、繁華街や川沿いの遊歩道、独特の町並みで知られる界隈など、ひとつのエリアとして認識されている場所を見つける。すると、Googleマップ上にそのエリアの混雑状況を示す情報が自動で表示される。つまり、特定の場所をピンポイントで指定しなくても、エリア全体の混雑状況を確認できるというわけだ。Googleマップ上では「混雑エリア」などと表示され、クリックして詳細を確認すると「通常通りの混雑」などの表示が出る。
Googleマップは旅程を作成してくれるが、手配済みのフライトやホテル、レンタカー、レストランに関する情報もすばやく表示してくれるので、チェックイン時間や確認番号を見つけるために過去のメールを探し回る手間がない。
予約状況の確認方法
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」