アップルとグーグルのアプリストアで「放棄された」アプリは約3割--Pixalateレポート

David Lumb (CNET News) 翻訳校正: 編集部2022年05月16日 08時39分

 Appleの「App Store」とGoogleの「Play Store」のアプリ150万件が2年以上更新されていないことが、新たなレポートで明らかになった。

nalyst firm Pixalate's report says that 28% of apps on the Apple App Store and Google Play Store have been updated in the last six months, while
提供:Pixalate

 調査会社Pixalateのレポートによると、これらの「放棄された」アプリは、App StoreとPlay Storeを合わせたアプリ全体の約3分の1を占める。2年以上アップデートされていないアプリは、Googleのストアに約86万9000件、Appleのストアには約65万件存在する。定期的にアップデートされないアプリは、セキュリティや安全性の懸念をもたらす可能性があるとPixalateは指摘する。このようなアプリは、攻撃に対してより脆弱だ。AppleとGoogleはここ数カ月の間に、開発者に放棄されたアプリを取り締まるための新しいポリシーを導入している。

 GoogleのPlay Storeで、2年間アップデートされていないアプリは非表示になる。古いアプリに対するAppleのポリシーはより不明瞭だが、2年以上更新していなかったため、アプリが削除されることになったと少なくとも1人の開発者が述べている

 2022年第1四半期末の時点で、両方のストアのアプリ130万件はここ6カ月でアップデートされている。ダウンロード件数が多いアプリほど、頻繁にアップデートされる傾向にあるようだ。ダウンロード件数が1億回以上のアプリの84%がこの6カ月の間にアップデートされているという。

 米CNETはAppleとGoogleにコメントを求めたが、回答は得られていない。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]