Googleは、「Google Play」ストアを整理する新たな措置を講じる。「Android」の最新リリースから2年以上経過してもAPIレベルがアップデートされないアプリを非表示にし、ユーザーがダウンロードするのを防ぐ。
Google Playで定められている既存の要件によると、アプリ開発者は、最新バージョンのAndroidのAPIレベルに対応するアップデートを、最新バージョンのリリースから1年以内に公開することになっている。そのため、2021年10月にリリースされた「Android 12」の場合、この要件に従うには、2022年10月までにアプリをアップデートしなければならない。そして今後は、Googleの新たな要件により、2023年10月までにアップデートされなければ、アプリのターゲットAPIレベルより高いバージョンのAndroidを搭載するデバイスでは表示されなくなる。
Googleの公式ブログによると、ユーザーが古いバージョンのアプリをダウンロードしたことがある場合は、今後もその古いバージョンをインストールできる。
新たな要件は、古いバージョンのアプリに存在するかもしれない脆弱性からユーザーを保護するのに役立つという。新ポリシーが発効するのは2022年11月1日で、開発者にはアップデートを用意する時間が与えられる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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