Googleはスマートテレビ向けOS「Google TV」「Android TV」について、開発者会議「Google I/O 2022」でそれぞれ複数のアップデートを発表した。
開発者が喜びそうな注目のアップデートがいくつかあり、2022年中にリリース予定の新機能もある。Google TVユーザーはこの新機能により、「Android」搭載スマートフォンおよびタブレットからテレビに直接コンテンツをキャストできるようになる。
両プラットフォームは、月間アクティブデバイス数1億1000万台、アプリ1万本、ハードウェアパートナー300社などの成果を挙げており、Googleはこの勢いを生かすため、開発者が新たな機能をアプリに組み込めるようにした。
パフォーマンスと全体的な品質の向上に役立つ新たなツールが、「AudioManager」と「MediaSession」だ。新しいキーボードのレイアウトをサポートする新しいアクセシビリティーAPIや、アプリ全体で音声による説明を有効にできるオプションもある。
最後に、マルチタスク機能がアップグレードされる。具体的には、ピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)APIにより、アプリのグループ通話から映像を表示したり、ドッキングモードを使用してウィンドウが他のコンテンツと重ならないようにしたりできる。
新しい開発者向けツールは「Android 13」に含まれており、2022年中にアップデートと併せて正式にリリースされる予定だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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