DAY2も千川ちひろが前説で登場。注意事項とともに、この日の公演は、この10年間さまざまなところで活動してきた、シンデレラガールズの歩みをまとめた内容であること。そして、この日も楽曲数は50曲であることを告知して、期待が高まることを表すような拍手が巻き起こっていた。
■DAY2出演者(※敬称略)
大橋彩香(島村卯月役)、会沢紗弥(関裕美役)、藍原ことみ(一ノ瀬志希役)、天野聡美(白菊ほたる役)、安齋由香里(西園寺琴歌役)、五十嵐裕美(双葉杏役)、梅澤めぐ(辻野あかり役)、大空直美(緒方智絵里役)、大坪由佳(三村かな子役)、佐倉薫(黒埼ちとせ役)、関口理咲(白雪千夜役)、髙野麻美(宮本フレデリカ役)、津田美波(小日向美穂役)、新田ひより(道明寺歌鈴役)、花谷麻妃(遊佐こずえ役)、藤本彩花(棟方愛海役)、三宅麻理恵(安部菜々役)、福原綾香(渋谷凛役)、青木瑠璃子(多田李衣菜役)、飯田友子(速水奏役)、井上ほの花(浅利七海役)、今井麻夏(佐々木千枝役)、嘉山未紗(脇山珠美役)、河瀬茉希(桐生つかさ役)、小市眞琴(結城晴役)、高橋花林(森久保乃々役)、田辺留依(荒木比奈役)、富田美憂(砂塚あきら役)、長江里加(久川颯役)、中澤ミナ(佐城雪美役)、長島光那(上条春菜役)、二ノ宮ゆい(八神マキノ役)、早見沙織(高垣楓役)、原田彩楓(三船美優役)、渕上舞(北条加蓮役)、ルゥティン(塩見周子役)/原紗友里(本田未央役)、生田輝(ナターリア役)、神谷早矢佳(南条光役)、木村珠莉(相葉夕美役)、黒沢ともよ(赤城みりあ役)、高田憂希(依田芳乃役)、武田羅梨沙多胡(喜多見柚役)、田澤茉純(浜口あやめ役)、立花日菜(久川凪役)、集貝はな(的場梨沙役)、長野佑紀(小関麗奈役)、のぐちゆり(及川雫役)、花井美春(村上巴役)、原田ひとみ(十時愛梨役)、原優子(向井拓海役)、春瀬なつみ(龍崎薫役)、星希成奏(夢見りあむ役)、松嵜麗(諸星きらり役)、松田颯水(星輝子役)、山下七海(大槻唯役)、和氣あず未(片桐早苗役)、佳村はるか(城ヶ崎美嘉役)
1曲目は、凛のソロ曲である「Never say never」(福原さん)。今に続くシンデレラガールズのソロCDシリーズ「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER」における、2012年4月に発売された第1弾のなかでも、「001」を冠したCDの収録曲。展開初期からけん引し、これまでも幾多の場面で歌い続けてきたこの曲を、福原さんひとりステージに立って歌い、DAY2の幕が切って落とされた。
ここからはDAY1と同様、ブロックごとにテーマを示す形で進行。最初のテーマは「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(デレステ)。まずはデレステに実装されたばかりの最新曲「New bright stars」(津田さん、井上さん、河瀬さん、原優子さん、佳村さん)を、いきなりライブ初披露。未来に向かって進んでいく、そして輝いていく姿を歌で表現。またスクリーンには、3Dモデルのアイドルたちが踊るシーンも映し出されて一緒にパフォーマンス。以降も一部楽曲ではデレステのMVが流れたり、3Dモデルのアイドルたちが登場する演出がなされていた。
続いて「My Best Cinderella Songs」5位の「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」(長江さん、立花さん)は、双子である久川凪と久川颯のユニット「miroir」(ミロワール)の楽曲。2人の存在感と、ポップかつラップパートが特徴の楽曲で一躍人気を集めた。2人を体現するようにラップを的確に言い切る立花さんと、伸びやかに歌う長江さんという個性を表すパフォーマンス、そしてタイトルにある“日曜日”の披露に盛り上がりを見せていた。
「パ・リ・ラ」(生田さん、武田さん、田澤さん、のぐちさん)で陽気かつ賑やかなステージを展開してテンションを上げていき、「Just Us Justice」(嘉山さん、小市さん、長島さん、神谷さん、和氣さん)では、ユニット「バーニング・バスターズ」5人が揃って、戦隊ヒーローをイメージさせる疾走感あふれる楽曲を熱唱。「EVIL LIVE」(集貝さん、長野さん、花井さん、原優子さん)は、それぞれが釘バットや鉄パイプのように見える小道具を手にしてヘビメタ曲を歌うという、熱さと荒々しさも感じるパフォーマンスを披露。「レッド・ソール」(河瀬さん、原田彩楓さん、松田さん)で、大人の雰囲気を存分に醸し出すジャズナンバーを情熱的に歌うという、いろんな方向性の“熱さ”があるステージが展開された。
橘ありすと鷺沢文香によるトークパートを経て、次のブロックは「ドリームLIVEフェスティバル」。ソーシャルゲーム版「アイドルマスターシンデレラガールズ」のゲーム内イベントをモチーフに、さまざまな組み合わせのアイドルやユニット、楽曲が織りなすステージをメドレー形式で進行する形となっていた。またここではそれぞれアイドルをイメージした個人衣装でのステージとなっていたが、一部キャストは新規の個人衣装を初披露する場ともなっていた。
「Age14が歌う『リトル・リドル』」(藤本さん、井上さん、長江さん、生田さん、立花さん)で、5人が「リトル・リドル」を軽快に歌ったのを皮切りに、ユニット「Merry Terrors」の楽曲「Home Sweet Home」(梅澤さん、津田さん、新田さん)で、ホラーハウスをイメージするようなホラーテイスト曲をミュージカルのように表現。そこでひとりピンチに陥った歌鈴を助けにきた、ユニット「可惜夜月」のメンバーである珠美とあやめ、さらに助っ人として巴と千夜が加わり、“可惜夜月With任侠&メイド”と題した特別ユニットが「義勇忍侠花吹雪」(関口さん、新田さん、嘉山さん、田澤さん、花井さん)を披露。
夕美のソロ曲である「Dreaming Star」(安齋さん、木村さん)では、ユニット「フィオレンティナ」の2人による披露に。10周年ツアー千葉公演で安齋さんが同曲を歌い、愛知公演では木村さんがこのことに触れて喜ぶ一幕もあったが、2人揃って歌うステージがついに実現した。「きらりんロボのテーマ」(五十嵐さん、田辺さん、長島さん、神谷さん、高田さん、長野さん、松嵜さん)は、ロボットアニメ風の楽曲を寸劇交じりのステージを展開。なかでも、襲来をかけた“グラッシー帝国”側に、高田さんがメガネをかけた芳乃として、ゆったりとした口調で登場したところで盛り上がりを見せていた。
賑やかなステージはまだまだ続き、「凸と凹?が駆け抜ける『凸凹スピードスター』」(藤本さん、のぐちさん)では、ハイスピードで疾走感あふれる「凸凹スピードスター」を歌い、「友情で繋ぐ『Go Just Go!』」(梅澤さん、河瀬さん、富田さん、星希さん)は、同時期にボイスが付いた3人(あかり、あきら、つかさ)と、ソーシャルゲーム版で登場するユニット「#ユニット名募集中」(あかり、あきら、りあむ)を組み合わせたものと思われる4人によるステージに。
一転して「夜20時すぎの『Joker』」(原田彩楓さん、和氣さん)では、スクリーンに映し出された“大人なアイドルたち”によるダンスとともに、大人の時間を感じさせる雰囲気に包み込む。「Love∞Destiny」(会沢さん、天野さん、高橋さん)はユニット「ワンステップス」が揃い、“新しいステップ”を感じさせるようなかっこよく決めたステージに。「Nothing but You」(河瀬さん、二ノ宮さん、山下さん)では、ユニット「ルビーカウンテス」の初ステージが実現。参加が比較的新しいなかでも抜群の歌唱力を見せていた河瀬さんと二ノ宮さん、高いステージパフォーマンス力で幾度も見せ場を作ってきた山下さんという3人で、短い時間ながらも強い存在感を示していた。
「躍るFLAGSHIP」(飯田さん、渕上さん)では、ユニット「モノクロームリリィ」の2人が繊細さを感じさせるように歌い、「志希とちとせの饗宴『双翼の独奏歌』」(藍原さん、佐倉さん)では、もともと歌っている「ダークイルミネイト」に対しての敬意を表したセリフとともに、力強さを感じさせる歌声で歌う。そしてこのブロック最後として歌われたのは「TRUE COLORS」(梅澤さん、佐倉さん、関口さん、富田さん、長江さん、立花さん、星希さん)。シンデレラガールズ7周年記念として登場した新アイドル7人のキャストが揃い、“CINDERELLA GIRLS”として虹の橋をかけるがごとく“7色”の歌声を響かせていた。
アイドルによるトークは藤本里奈が担当し振り返るなか、マンガ「アイドルマスター シンデレラガールズ WILD WIND GIRL」のプロデューサーが登場し、さらに里奈とユニット「ノーティギャルズ」の向井拓海も姿を見せ、賑やかなトークとともに“次のプロデューサー”に繋げていった。
ここで、マンガ「アイドルマスターシンデレラガールズ U149」のブロックに。作中に登場する「第3芸能課」を担当しているプロデューサーが挨拶した後、「ドレミファクトリー!」(花谷さん、今井さん、小市さん、中澤さん、黒沢さん、集貝さん、春瀬さん)の披露となり、にぎやかなステージを展開した。
そしてTVアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」のブロックに突入。同作に登場した346(みしろ)プロダクションで、“シンデレラプロジェクト”を主導したプロデューサーが挨拶。TVアニメの関連曲を中心に披露する流れとなった。 TVアニメのオープニングテーマである「Star!!」(大橋さん、三宅さん、福原さん、青木瑠璃子さん、原紗友里さん、佳村さん)から始まり、ユニット「CANDY ISLAND」による「Happy×2 Days」(五十嵐さん、大空さん、大坪さん)では、ふわふわ感のある雰囲気に包み込む。「My Best Cinderella Songs」30位となった「私色ギフト」(黒沢さん、松嵜さん、佳村さん)では、この曲を歌うもうひとりのオリジナルメンバーである城ヶ崎莉嘉の人形を、莉嘉の姉である美嘉のキャストの佳村さんが手にしてアピールする一幕もあった。
ここでTVアニメにおける346プロダクションの美城専務が姿を見せ、彼女が主導した“Project:Krone(プロジェクトクローネ)”によるステージを予告。「Absolute NIne」(髙野さん、福原さん、山下さん)、「Nocturne」(飯田さん、渕上さん、ルゥティンさん)と、アイドルが持つカッコよさをアピールするように歌う。
「My Best Cinderella Songs」21位となったのは、楓のソロ曲である「こいかぜ」(早見さん)。これまで1stライブ、4thライブSSA公演で魅了した歌声が、その4thライブ以来約5年半ぶりに帰ってくることに。イントロがかかっただけで空気感が変わったと思えるほど期待度が大きく、早見さんが姿を見せたときや、間奏でも拍手が起きるほど。壮大さを感じさせるバラード曲を高い表現力で歌い、ひときわ大きな拍手に包まれていた。
プロデューサーと美城専務が感想を語るなか、このブロックの最後は346プロダクションのアイドルたちがプロジェクトの枠を超えて、TVアニメのエンディングとしても流れた「夢色ハーモニー」(五十嵐さん、大空さん、大坪さん、髙野さん、飯田さん、今井さん、嘉山さん、長島さん、渕上さん、ルゥティンさん、田澤さん、のぐちさん、山下さん)を歌い締めくくった。
DAY1と同様に、ハーフタイムではちひろに扮した佐藤さんが登場。この日はマスコットキャラクターの“りんごろう”とともにアリーナをお散歩。ここまでのライブで感激している様子が伺えような、ゆったりとしたトークが展開。そして後半へと移っていった。
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