試合前の東京ドームが「シェアオフィス」に--朝にはフィットネスイベントも

 三井不動産と東京ドーム、読売新聞グループ本社の3社は4月6日、3月に全面リニューアルした東京ドーム内のプレミアムラウンジ(1塁側)をワークスペースとして提供すると発表した。

 4月20日、21日、26日、27日、28日の8~14時の期間限定で、三井不動産の法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」の会員向けに提供する。施設利用料は無料で、Wi-Fi、電源、コーヒー、水、充電器などのオフィスツールを用意する。東京ドームとして初の“働く場を提供する”試みになるという。

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 26日を除く期間中は、グラウンドでインストラクター資格を有する読売巨人軍公式マスコットガール「ヴィーナス」の元メンバー、風見和さんなどによるフィットネスイベントも開催するとしている。

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 グループ内のホテル、商業施設などを活用してワークスタイリング会員へ多様なワークスタイルを提案する三井不動産は、2021年1月に東京ドームを連結子会社化。東京ドームが持つ顧客基盤や、スポーツ、エンターテインメントに関するノウハウを、同社が有する「街づくりの経験やノウハウ」「商業施設やホテル等のオペレーション力」「オフィス、商業施設、ホテルやリゾート、住宅事業等で有する幅広い顧客基盤」と連携させるという。

 東京ドームは今回の企画で、スタジアムの新しい使い方、試合前の施設の有効活用などを三井不動産と協働。今後も新たな施設の活用方法を模索していく。

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