Twitterが試験導入しているクラウドソーシング型のファクトチェックプログラム「Birdwatch」では、誤解を招く恐れのあるツイートに対し、ユーザーがメモを記述してコンテキストを追加できる。注釈の質を高めるためにメモを評価することも求められる。
Twitterは今回、Birdwatchの参加者が作成したメモを、米国のさらに多くのユーザーに表示することを発表した。メモは、「一部のツイートに直接」表示され、新規参加者は、それらのメモを評価して、その有効性に関するフィードバックをBirdwatchプログラムに提供できる。
同社によると、Birdwatchにはこれまで約1万人の協力者が参加している。
メモがユーザーに対して表示されるには、「さまざまな視点を持つ十分な数のBirdwatch参加者」によって「有益」と評価される必要がある。同社は、さまざまな話題に対して多種多様な視点を構築することを目指しているとし、どのユーザーについても人口統計上の情報は考慮に入れないことを約束している。
当然ながら、Twitterがプログラムの拡大に踏み切ったのは、初期の試験運用が成功したためだ。同社は今回の発表の中で、その成功を示す複数の点について説明し、さまざまな政治的志向を持つ人々の大多数が、「Birdwatchのメモ(Birdwatch参加者が有益であると評価したもの)を有益と感じた」ことを明らかにした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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