Microsoftは、「Windows 11」の最新の「Dev」チャネル向けテストビルドで、タブレットやタッチ操作に最適化された機能を追加している。米国時間2月24日にリリースされた「Build 22563」には、タブレットに最適化されたタスクバーのほか、より動的なウィジェットのコンテンツ、教育分野のIT管理者を想定した新しいグループポリシーなどの修正やアップデートが含まれる。
タブレットに最適化された新しいタスクバーには、重要なステータスアイコンのみを表示する折りたたみモードと、タッチ操作がしやすい展開モードの2つのオプションがある。新しいタスクバーが利用できるのは、タブレット(2in1を含む)として利用できるデバイスのみで、ノートPCやデスクトップPCでは使えない。Microsoftは、この機能を「Windows Insider」プログラムで段階的にリリースしているため、Devチャネルのテスターの中にはまだ利用できない人がいるかもしれない。
また、教育分野のIT管理者向けに新しいポリシーが導入されている。授業日に、「Windows Update」の通知をすべてオフにし、生徒の気が散らないようにすることができる。このほか、ウィジェットとニュースフィードをまとめた融合型のフィードで、ウィジェットのコンテンツがより動的になっている。Microsoftのブログによると、この機能も段階的にリリースされており、まだすべてのユーザーに提供されているわけではない。
このビルドのフィックスや既知の問題についてもInsiderブログに書かれている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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