トヨタ自動車ら、クルマをアップデートできる新サービス--サブスク提供が視野

飯塚 直 藤代格 (編集部)2021年12月21日 18時47分

 トヨタ自動車(トヨタ)とKINTOは12月21日、すでに購入されたクルマを最新の状態に「進化」させる新たな取り組みに挑戦すると発表した。

 2022年1月下旬、ソフトウェアやハードウェアの機能、アイテムなどを購入後の技術革新に合わせてタイムリーに反映させる新サービス「KINTO FACTORY」を立ち上げ、対象車種の所有者へ一部メニューの提供を開始する。

2022年1月下旬に開始する
2022年1月下旬に開始する

 クルマの技術革新は、ADAS(先進運転支援システム)や電動化を中心に目覚ましい一方、顧客のクルマの保有が長期化。技術革新と、顧客のクルマに反映するタイミングのギャップが拡大し続けているという現状がある。

 トヨタとKINTOはこうした状況を変えるべく、すでに購入されたクルマを最新の状態に進化させるKINTO FACTORYを提供する。クルマの基本性能を向上させる「アップグレード」、古くなったアイテムを新品に交換する「リフォーム」、運転時のデータをもとにクルマの設定を最適化する「パーソナライズ」の三つを提供していく。

 なお、1回ごとの購入形式に加え、より継続的な利用を想定した「サブスクリプション」形式での提供を考えているという。

 サービス開始となる2022年1月下旬の段階では、対象車種の所有者に、「アップグレード」「リフォーム」の一部のメニューを提供する。

 アップグレードとしては、(1)「パーキングサポートブレーキ(静止物)への『インテリジェントクリアランスソナー』の後付け」、(2)「『ブラインドスポットモニター』『リヤクロストラフィックアラート』の後付け」、また、(3)「パワーバックドアのキックセンサーの追加」などをラインアップする。

 リフォームとしては、(1)「シート表皮やクッション部分の交換」、(2)「ステアリングホイールの本革への交換」などを提供予定だ。

1月下旬で提供予定の「アップグレード」「リフォーム」のイメージ
1月下旬で提供予定の「アップグレード」「リフォーム」のイメージ

 対象車種は、「アクア」「プリウス」「プリウスα」「アルファード」「ヴェルファイア」「LEXUS UX」「LEXUS NX」。対象の年式はサービス開始時に発表する。いずれも、車種によって対応メニューが異なり、メーカー保証が付帯する。

 サービス開始時の施工対応店舗は、トヨタ車種の場合、「トヨタモビリティ東京」の芝浦店、U-Car深川店、U-Car足立島根店と、「トヨタユーゼック」のカーロッツ浜松の4店舗。

 レクサス車種は、「トヨタモビリティ東京」のレクサス荻窪、レクサス東京 ガレージ荻窪で対応する。

KINTO FACTORYの概要
KINTO FACTORYの概要

 対象車種や施工対応店舗などは、利用状況などを踏まえながら順次拡大する予定。また、「パーソナライズ」は、将来的な提供を目指して準備を進めている。将来的な海外での展開も検討中だ。

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