レアジョブは10月15日、freeeの連結子会社であるサイトビジットと、資格試験のオンライン学習サービス「資格スクエア」事業を承継する新設会社「資格スクエア」の株式70%持ち分を取得する契約を締結したと発表した。
今後、サイトビジットが展開する資格スクエア事業を承継する新会社・資格スクエアを新設分割し、12月1日の新会社設立後に資格スクエアの株式取得をもってレアジョブグループに参画することになる。また、資格スクエアの代表取締役には、サイトビジットの執行役員で資格スクエア事業責任者でもある佐藤郁夫氏が就任する。
資格試験のオンライン学習サービスである資格スクエアは、脳科学に基づき、初学者や勉強法がわからない人でも安心して難関資格の獲得へ挑むことができるのが特徴。予備試験・弁理士をはじめとする各種資格試験に対し、合格者であれば誰もがしている勉強法をシステム化した「資格スクエアクラウド」「脳科学ラーニング」「未来問」という3つのシステムを活用し、最短合格をサポートする。
レアジョブグループでは近年、グローバルリーダー育成事業など、多様なグローバルビジネススキルに関する事業を展開している。今回、資格スクエアがレアジョブグループに参画することは、従来の英語やグローバルビジネススキル領域からさらに一歩進み、資格の取得や幅広いスキルの獲得という学び領域での拡大を意味すると説明する。
今後、資格スクエア事業は、従来サービスの提供とさらなる拡大を目指すことになる。既存領域におけるシナジーとしては、レアジョブグループの持つウェブマーケティングのノウハウを共有することで効率的な顧客獲得を行い、一層の事業伸長を目指す。新たな取り組みとしては、レアジョブグループが培ってきた英語関連領域における知見を生かし、英語関連資格取得向けの対策講座などのサービス拡充を推進することを想定しているという。
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