オンライン資格試験サービス「資格スクエア」を運営するサイトビジットは9月23日、米国で司法試験予備校「BARBRI」を運営するBARBRI INTERNATIONAL、アジア教育支援機関であるGlobal EduGateと業務提携したと発表した。新たに、米国司法試験対策コースを提供する。
同社によると現在、企業活動のグローバル化の進展を背景に、日本国内における海外の弁護士業務の需要が増加しているという。そこで、法律英語に興味がある人から米国司法試験受験を視野に入れている人まで幅広く、日本国内で米国の司法試験予備校「BARBRI」のオンライン講義がいつでもどこでも受講できる環境を提供するとしている。
具体的には、申し込みから受講手続き完了までを無料でサイトビジットがサポートし、司法試験予備校「BARBRI」の講義がBARBRI INTERNATIONALのサイト内で受講できるようになる。また受講期間中は、カリフォルニア州弁護士資格を取得した弁護士を中心としたスタッフが、日本語で学習質問を受け付けるサービス(税別3万円)を利用できる。
そのほか、Global EduGateが提供する有料サービスとして、海外留学・試験受験時の宿泊手配・受験手続などの代行手続きなども受け付ける。
学習コースは、「2017年7月受験目標BARBRIホームスタディレビューコース」と「BARBRIリーガルイングリッシュコース」の2つが用意される。
2017年7月受験目標BARBRIホームスタディレビューコースは、米国外の受験生のために構成された、米国司法試験オンライン対策講座。日本の弁護士登録者、米国司法試験受験要件を満たしている人、カリフォルニア州司法試験受験を検討している人が対象となる。受講目安時間は、週10~15時間/最長10カ月。受講期間は、2016年9月23日~2017年7月31日。受講料は5995ドル。
BARBRIリーガルイングリッシュコースは、重要な法律英語(読み/書き/会話)の基本から実務レベルのスキルまで修得できるオンライン講座。法律業界でキャリアを形成している人、法律英語に興味のある人が対象。受講目安時間は、約35~40時間。受講期間は、申し込みから3カ月間。受講料は995ドル。なお、同コースでは、学習質問サービスは対応していない。
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