オオアカゲラは、欧州などで最も珍しく貴重なキツツキの1種だ。この希少な鳥は、韓国や日本などの地域でも観測できるが、北欧では生息数が減少しているようだ。
数多くの生物種の絶滅リスクを評価する国際自然保護連合(IUCN)が公開している「Red List of Threatened Species」(絶滅危惧種レッドリスト)によると、3万8000種を超える生物が現在、絶滅の危機に瀕している。
絶滅危惧種への関心を高めることを目的に、Googleはスウェーデン自然保護協会と連携し、5つの新しいスウェーデンの絶滅危惧種を紹介しようとしている。Googleアプリでオオアカゲラを検索し、「3D View」(3D表示)をタップすると、その鳥の実物大の拡張現実(AR)コンテンツが表示され、その姿を間近で見るだけでなく、動きや鳴き声も確認することができる。このほか、オオヤマネコ、ホッキョクギツネ、ネズミイルカ、マルハナバチをAR機能で表示できる。
欧州連合(UN)は今週、Biodiversity Conference(生物多様性カンファレンス)を開催している。世界の国々がオンラインで集い、絶滅危惧種の保護を含む、自然界の保護などに関する議論が展開されている。
Googleは数年前にGoogle検索に3Dオブジェクトの機能を追加し始めた。最近では、骸骨や細胞の微細構造などのAR検索機能も追加されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」