グーグル、顔の動きでスマホを操作できる新機能を発表

Abrar Al-Heeti (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2021年09月24日 11時15分
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 Googleは米国時間9月23日、「Android」ユーザー向けに、顔の動きや表情を使ってスマートフォンを操作したりコミュニケーションを取ったりできる、2つの新しいアクセシビリティー機能を発表した。また、スマートフォンのカメラを使って現実世界の物体やテキストを識別する「Lookout」のアップデートを提供開始した。

Project Activate
Project Activate
提供:Google

 新機能の1つ「Camera Switches」は、スマートフォンのカメラを使って顔の動きを検出する。ユーザーは、6つのジェスチャー(右を見る、左を見る、上を見る、笑顔、眉毛を上げる、口を開ける)から選択してスマートフォンを操作できる。また、通知を開く、ホーム画面に戻る、表情の検出を一時停止するなどのタスクを実行するためのジェスチャーを割り当てることもできる。

Camera Switches
Camera Switches
提供:Google

 Camera Switchesは、2015年にリリースされたAndroidの機能「スイッチアクセス」をアップデートしたものだ。スイッチアクセスを利用すると、手先をうまく動かせない人でも、対応する物理的なスイッチやキーボードを使ってデバイスをより簡単に操作できる。Camera Switchesでは、手や声を使わなくても、スマートフォン上の項目を読み取って選択できる。物理的なスイッチとの併用も可能だ。スマートフォンにジェスチャーを検出させるためのジェスチャーの持続時間や大きさを、ユーザーや介助者が選択できる。

 この機能は9月30日にリリース予定だ。利用するには、スマートフォンの設定を開き、「ユーザー補助」を選択して、(「操作のコントロール」の下にある)「スイッチアクセス」をタップしたら、機能を有効にして、権限を許可する。「ユーザー補助設定ツール」を「Google Play」ストアからダウンロードすることもできる。

 さらに、新たなAndroidアプリ「Project Activate」では、Camera Switchesと同じ顔のジェスチャーを使って、事前に設定されたフレーズを読み上げたり、メッセージを送信したり、電話をかけたりするなどのカスタマイズした操作を、1回のジェスチャーで実行できる。

 たとえば、Project Activateを利用することで、質問に対して「はい」または「いいえ」で答えたり、音声生成デバイスに入力するために少し待ってくれるよう頼んだり、誰かに来てほしいとのメッセージを送信したりできる。

 Project Activateでは、実行したい操作や使用したい顔のジェスチャーなどをカスタマイズできる。このアプリは、米国、英国、カナダ、オーストラリアで英語版の提供が開始された。Google Playストアで提供されている。

Project Activate

提供:Google

 Googleは、Lookoutのアップデートも公開した。これは2019年にリリースされたアプリで、目の不自由な人が食品ラベルを識別し、部屋にある物体を特定し、米ドルをスキャンするのに役立つ。2020年、GoogleはLookoutに「ドキュメントモード」を追加し、文書の読み上げを可能にした。さらに今回のアップデートにより、手書きのテキストも読み取れるようになった。現時点ではラテン語ベースの言語に対応しており、今後より多くの言語に対応する予定だという。さらに、Lookoutの「通貨モード」では、米ドルに加えて、ユーロとインドルピーが認識されるようになった。今後はより多くの通貨を認識できるようになるという。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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