ビデオ会議プラットフォームのZoomは米国時間9月13日、年次カンファレンス「Zoomtopia」で複数の新機能を発表した。膨大な数のZoomユーザー向けに、ハイブリッド型勤務への移行を手助けすることを目的とする。
まず、リアルタイム字幕の対応言語を拡大するとともに、リアルタイム翻訳機能を追加する。機械学習と自然言語処理を用いて発言をまず文字に起こし、それを各参加者の言語に翻訳すると、Zoom幹部陣は電話会見で説明した。対応言語はまだ確定していないが、2022年末までに字幕が30言語、翻訳が12言語に対応予定だという。
「Zoom Whiteboard」は、在宅およびオフィス勤務者が、仮想のホワイトボードでコミュニケーションをとれる機能だ。デスクトップPCやタブレットからデジタルホワイトボードに書き込める。2021年内にベータ版を提供予定。
ホットデスキング(hot desking)機能では、インタラクティブマップを使ってオフィスのデスクなどのスペースを従業員が予約できる。こちらは2021年内に提供予定だ。
そのほか「Zoom Widget」は、ノートPCやデスクトップPCの画面に固定表示して会議スケジュールを見やすくする機能で、誰が会議に参加するか事前に確認したり、会議に遅れる場合はホストにメッセージを送信したりできる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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