ビデオ会議のZoomは米国時間4月26日、参加者を会議室や教室などの1つのバーチャル背景に表示できる新機能「Immersive View」を追加したと発表した。これは人々の交流をより円滑にするための機能で、会議やウェビナーの主催者が最大25人の参加者を1つのバーチャル背景に配置できる。
仕事や交流のツールとして定番のビデオチャットアプリとなるのに伴い、Zoomの利用はパンデミック下で急増した。Zoomの台頭とともに、「Zoom疲れ」(長時間のビデオチャットで疲れ切ってしまうこと)や、「Zoom不安」(ビデオ会議に伴うストレス)なども指摘されるようになっている。米国でCOVID-19のワクチン接種が進むなか、Zoomはこのところ、職場が将来のハイブリッド型オフィスに備えるうえで役立つ機能を複数導入している。
ZoomのImmersive Viewは、「Microsoft Teams」の「Togetherモード」に似ている。他のビデオチャットプラットフォームの機能をZoomが後から導入するのは珍しいケースだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス