Googleは先ごろ、2021年中に予定している「Android 12」のリリースに合わせて、車載システム向けインターフェース「スマートフォン画面用Android Auto」を段階的に廃止することを認めた。
路上で地図やアプリを操作したいドライバーには、代わりに「Googleアシスタント」の新たな「運転モード」が提供されている。これは、Googleが2019年の開発者会議「Google I/O」で初めて発表した機能だ。しかし、同社は予定していた提供開始の直前に運転モードの実装を延期し、同年11月にその埋め合わせとなるスマートフォン画面用Android Autoのアプリを「Google Play」ストアで提供開始した。Googleアシスタントの運転モードは2020年に提供が開始された。
Googleは9to5Googleの取材に応じ、次のように述べた。
Googleアシスタントの運転モードは、モバイル運転体験の次の進化形だ。サポートされている車でAndroid Autoを利用している人々にとって、この体験はなくならない。スマートフォンでの体験(Android Autoモバイルアプリ)を利用している人は将来、Googleアシスタントの運転モードに誘導される。Android 12から、Googleアシスタントの運転モードはビルトインのモバイル向け運転体験となる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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