クアルコムは8月17日(米国時間)、世界初の5GとAI機能をあわせ持つ自律型ドローンプラットフォーム「Qualcomm Flight RB5 5G Platform」を発表した。
映画の撮影から警備、マッピング、配達まで幅広いユースケースをサポートするプラットフォームで、エッジAIのためのDSPやカメラ機能、セキュリティプロセッシングユニットも実装している。
同プラットフォームは、SoCに同社の「QRB5165」プロセッサ(8コア)、GPUにAdreno 650、DSPに「Hexagon Tensor」、メモリにLPDDR5 8GB、ストレージにUFS3.0 128GB容量を搭載。通信では、5Gのほか、Wi-Fi 6にも対応し、目視外飛行のさいの飛行能力を向上させたという。なお、5Gはミリ波にも対応し、米国のVerizonと協業してネットワーク試験を行っている。
このプラットフォームのリファレンスデザインはModalAIですでに予約販売されており、価格は3999米ドルからとなっている。また、開発キットは2021年の第4四半期に提供開始予定。
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