筆者は自分の「Pixel 5」で、「設定」アプリから「システム」>「ジェスチャー」>「クイックタップ」と移動して、この新しい機能をオンにした。有効にすると、実行できるアクションのリストが表示される。現在、このリストには、スクリーンショットの撮影、メディアの再生および一時停止、最近使用したアプリの表示、通知シェードの表示、「Googleアシスタント」の起動、選択したアプリの起動が含まれている。
クイックタップの設定パネルで、アクションの実行に必要なタップの強さをテストすることができる。クイックタップが認識されると、画面下部に小さな通知が表示される。
iPhoneでは、数年前から「簡易アクセス」機能のおかげで、大画面のスマートフォンを片手で簡単に使用できるようになっている。Android 12にも、それと同様の片手モード機能が新たに追加された。有効にするには、「設定」アプリから「システム」>「ジェスチャー」>「片手モード」と移動して、スイッチを「オン」の位置にスライドさせる。
片手モードを使用するには、スマートフォンの画面下部にあるバーを下にスワイプする。そうすると、インターフェースがディスプレイの中央に引き下げられ、画面上部にあるすべてのものに指が届くようになる。
これはマイナーな変更点だが、将来のアップデートで確実に拡張されるはずだ。通知パネルの新しい見た目は、従来のものとほんの少しだけ変わっている。ライトテーマを使用している場合、通知シェードは青みがかった色になり、アプリのアイコンがより目立つようになっている。この細かい変更から、将来のリリースで前面に押し出されるであろう、新しいインターフェースへのアプローチを垣間見ることができる。
音声や動画を再生するすべてのアプリがクイック設定のメディアコントロールパネルに表示される代わりに、Android 12には、個々のアプリを非表示にできる機能が追加されている。例えば、クイック設定パネルシェードでSpotifyの再生を制御できるようにしたいが、YouTubeはそこに表示させたくない場合、YouTubeの表示をオフにすることができる。
「設定」アプリで「着信音とバイブレーション」>「メディア」と移動して、表示したくないすべてのアプリをオフにする。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス