Android 12では、1枚の縦長スクリーンショットを撮る機能がOSに標準で搭載された。サムスン製スマートフォンの所有者はこれを読んで困惑しているかもしれない。「Galaxy」スマートフォンには、ずっと前からこの機能が搭載されているからだ。
Galaxy以外のスマートフォンユーザーは、Android 12のアップデートを受け取ったら、以下の手順でスクロール可能なスクリーンショットを撮ることができる。
いつも通りの方法(側面ボタンまたは電源ボタンと音量ダウンボタンを同時に押す)でスクリーンショットを撮ると、スクリーンショットのサムネイルプレビューが画面左下に表示される。「キャプチャ範囲を拡大」と書かれた新しいボタンがあるので、それをタップすると、Android 12が自動的に下にスクロールして、より広い範囲をキャプチャーした後、ユーザーに対して、トリミングツールを使用してスクリーンショットに含める正確な範囲を調整するよう求める。操作が完了すると、通常の方法でスクリーンショットを共有できる。
Android 12を使い始めると、アプリがカメラやマイクにアクセスしていることを示す新しいインジケーターが画面上部のメニューバーに追加されていることに気づくはずだ。そのインジケーターが表示されているときに、画面上部から下にスワイプすると、クイック設定パネルが表示され、そこからアクセスを無効化することができる。インジケーターは、バッテリー残量が通常表示される部分と同じ場所に表示される。
スマートフォンまたはタブレットをアップデートした後、クイック設定ペインに2つの新しいタイルを追加すると、タップするだけで、カメラやマイクへのアクセスをシステム全体で無効化できるようになる。
Pixelスマートフォンを持っている人は、Android 12の新しいカラーパレット機能と再設計されたウィジェットを最初に利用することができる。つまり、新しい壁紙画像を設定するたびに、Androidがメインの色を選び、他のUIの色を調整するようになるのだ。
それらの色は、通知シェードやロック画面、音量コントロール、再設計されたウィジェットで使われる。ユーザーは壁紙を変更するだけでいい。筆者のテストでは、色が切り替わるのに約30秒かかった。
AppleのiPhoneには、スマートフォンの背面を一定回数タップして、選択した操作を実行できるクールな機能がある。Googleは新しいダブルタップジェスチャーを追加して、そのアイデアを借用しようとしているようだ。
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