CNET Japanの編集記者が気になる話題のトピックなどを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。主にゲームなどのエンターテインメント関連を取材している佐藤が担当。今回は、5月29日と30日に福岡県の西日本総合展示場 新館 ABCにて開催されたライブイベント「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 3rdLIVE TOUR PIECE ON PLANET / FUKUOKA」の模様をお届けする。
これはバンダイナムコエンターテインメントが、バンダイナムコネクサスのブラウザゲームプラットフォーム「enza」などで展開している「アイドルマスター シャイニーカラーズ」(シャニマス)をテーマとして、登場するアイドルの声を担当しているキャスト陣によるライブイベント。3rdライブはツアーとなっており、すでに名古屋公演と東京公演が開催。福岡公演はツアーファイナルとなった。
公演では新型コロナウイルスの影響と感染拡大防止の観点から、座席の間隔を空けるなど、入場者数を抑える形での有観客で開催。声援も控えることとなっていたが、集まった“プロデューサーさん”(※アイドルマスターシリーズのファンのこと)は、拍手やコンサートライトを振って、キャストからの問いかけに応えていた。また、アソビストア内「ASOBISTAGE-アソビステージ-」でのオンライン配信も実施した。
出演したのは、ゲーム内の283(ツバサ)プロダクションに所属する7ユニットのキャストで、「イルミネーションスターズ」の関根瞳さん(櫻木真乃役)、峯田茉優さん(八宮めぐる役)、「アンティーカ」の礒部花凜さん(月岡恋鐘役)、菅沼千紗さん(田中摩美々役)、八巻アンナさん(白瀬咲耶役)、成海瑠奈さん(三峰結華役)、結名美月さん(幽谷霧子役)、「放課後クライマックスガールズ」の河野ひよりさん(小宮果穂役)、白石晴香さん(園田智代子役)(※白石さんは2日目のみ出演)、永井真里子さん(西城樹里役)、丸岡和佳奈さん(杜野凛世役)、涼本あきほさん(有栖川夏葉役)、「アルストロメリア」の黒木ほの香さん(大崎甘奈役)、前川涼子さん(大崎甜花役)、芝崎典子さん(桑山千雪役)、「ストレイライト」の田中有紀さん(芹沢あさひ役)、幸村恵理さん(黛冬優子役)、北原沙弥香さん(和泉愛依役)、「ノクチル」の和久井優さん(浅倉透役)、土屋李央さん(樋口円香役)、田嶌紗蘭さん(福丸小糸役)、岡咲美保さん(市川雛菜役)、「シーズ」の紫月杏朱彩さん(七草にちか役)、山根綺さん(緋田美琴役)。シーズについては、東京公演でのサプライズ出演はあったものの、告知があったうえでのフル出演は初めてとなった。
名古屋公演、東京公演と同様に、さまざまな星がちりばめられたステージに、キューブタイプのゴンドラが複数設置。また、配信向けにはARを活用した映像演出も盛り込まれる形となっていた。ライブの進行もこれまでの公演とおおむね同じ流れとなっており、ユニットの枠を超えた混成メンバーによる「COLORFUL FE@THERS」シリーズの楽曲、「GR@DATE WING」シリーズにおける各ユニットの楽曲、そしてツアー未歌唱となっているメンバーのソロ楽曲が披露された。
福岡公演では、COLORFUL FE@THERSシリーズからTeam.Solの「SOLAR WAY」から始まり、Team.Lunaの「リフレクトサイン」、Team.Stellaの「プラニスフィア ~planisphere~」を歌唱。今回はTeam.Solに紫月さん、Team.Stellaに山根さんも加わり、283プロの各ユニットとは一味違うステージを展開。そして、全員でシャイニーカラーズ始まりの曲である「Spread the Wings!!」で歌声を響かせていた。
イルミネーションスターズによる「Twinkle way」からユニットパートが開始。福岡公演も2人でのステージとなったが、2人がしっかりと向き合って歌う場面や、3色に光るキューブやライトなど、イルミネーションスターズらしい輝きとつながりを感じさせるステージに。アルストロメリアの「ダブル・イフェクト」では、ステージがピンクで染まるなかで“ポップでハッピー”という言葉がピッタリとくるステージとなった。
放課後クライマックスガールズによる「五ツ座流星群」では、早いテンポから繰り出される掛け合いなど、元気でにぎやかなステージは健在。そしてここまで4人でのパフォーマンスが続いていたが、2日目にはフルメンバー5人揃ってのステージが実現。本領発揮と言わんばかりのステージを展開し、ラストの決めポーズとなる指で作り出す五芒星が、完全体となって表れていた。
アンティーカの「Black Reverie」では、Vの字のようにも見えるキューブの配置から5人が登場し、妖艶な雰囲気を表現。ストレイライトによる「Hide & Attack」では、カッコよさが際立つ曲とダンスパフォーマンス、それを引き立たせる羽織ものの衣装ひるがえす光景など、見る人を引き付けるステージに。ノクチルの「いつだって僕らは」では、それぞれの歌声と4人の声が重なったときの心地よさ、そして歌っているときに向き合うところや目線など、アイドル4人が幼なじみということも伝わるステージとなっていた。
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