CNET Japanの編集記者が気になる話題のトピックなどを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。主にゲームなどのエンターテインメント関連を取材している佐藤が担当。今回は、4月24日と25日に東京ガーデンシアターにて行われたライブイベント「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 3rdLIVE TOUR PIECE ON PLANET / TOKYO」の模様をお届けする。
これはバンダイナムコエンターテインメントが、バンダイナムコネクサスのブラウザゲームプラットフォーム「enza」などで展開している「アイドルマスター シャイニーカラーズ」(シャニマス)をテーマとして、登場するアイドル(キャラクター)を演じるキャスト陣によるライブイベント。3rdライブではツアーとなっており、名古屋、東京、福岡の3カ所で開催される。すでに名古屋公演は行われており、東京公演は2か所目となる。
公演はアソビストア内「ASOBISTAGE-アソビステージ-」において、有料での生配信も実施。1日目となる24日は、新型コロナウイルスの影響と感染拡大防止の観点から、入場者数を抑える形で有観客での公演を実施。一方2日目となる25日は、東京都を含む4都府県を対象とした緊急事態宣言の発令を受け、無観客に変更してのオンラインライブとして開催した。
出演したのは、ゲーム内の283(ツバサ)プロダクションに所属する6ユニットのキャスト陣で、「イルミネーションスターズ」の関根瞳さん(櫻木真乃役)、峯田茉優さん(八宮めぐる役)、「アンティーカ」の礒部花凜さん(月岡恋鐘役)、菅沼千紗さん(田中摩美々役)、八巻アンナさん(白瀬咲耶役)、成海瑠奈さん(三峰結華役)、結名美月さん(幽谷霧子役)、「放課後クライマックスガールズ」の河野ひよりさん(小宮果穂役)、永井真里子さん(西城樹里役)、丸岡和佳奈さん(杜野凛世役)、涼本あきほさん(有栖川夏葉役)、「アルストロメリア」の黒木ほの香さん(大崎甘奈役)、前川涼子さん(大崎甜花役)、芝崎典子さん(桑山千雪役)(※芝崎さんは1日目のみ出演)、「ストレイライト」の田中有紀さん(芹沢あさひ役)、幸村恵理さん(黛冬優子役)、北原沙弥香さん(和泉愛依役)、「ノクチル」の和久井優さん(浅倉透役)、土屋李央さん(樋口円香役)、田嶌紗蘭さん(福丸小糸役)、岡咲美保さん(市川雛菜役)。
名古屋公演のときと同様に、さまざまな星がちりばめられたステージに、キューブタイプのゴンドラが複数設置。また配信向けにはARを活用した映像演出も行われ、名古屋公演から進化したと感じられるような彩りあるステージが配信向けに映し出されていた。また、2日目では客席のスペースにARのコンサートライトが登場したほか、配信を視聴している“プロデューサーさん”(※アイドルマスターシリーズのファン)のコメントを、ステージ上に表示する演出も盛り込まれ、オンラインライブに対応する演出も盛り込まれた。
ライブは、おおむね名古屋公演と同じ流れで進行。冒頭では「COLORFUL FE@THERS」シリーズで収録されている、ユニットの枠を超えた混成メンバーによる楽曲を披露。東京公演ではTeam.Luna(菅沼さん、成海さん、結名さん、丸岡さん、前川さん、北原さん、田嶌さん)による「リフレクトサイン」からスタートし、Team.Stella(関根さん、礒部さん、河野さん、黒木さん、田中さん、土屋さん)による「プラニスフィア ~planisphere~」、Team.Sol(峯田さん、八巻さん、永井さん、涼本さん、芝崎さん、幸村さん、和久井さん、岡咲さん)による「SOLAR WAY」と、ユニットとは違う色を感じさせるステージを展開。そしてキャスト陣が揃って、シャイニーカラーズの始まりの曲である「Spread the Wings!!」を歌い、それぞれの挨拶でも東京公演も盛り上げていく意気込みを示していた。
ユニットパートはイルミネーションスターズによる「Twinkle way」からスタート。本来3人ユニットのところ東京公演は2人でのステージとなったが、3色に光るキューブや、歌詞にもある“繋がり”を感じさせるパフォーマンスを見せていた。アルストロメリアの「ダブル・イフェクト」では1日目が3人、2日目が2人でのステージとなったが、歌声や振り付けからキュートな雰囲気を醸し出しながら披露。放課後クライマックスガールズによる「五ツ座流星群」では、本来5人ユニットのところ4人でのステージとなっていたが、早いテンポから繰り出される掛け合いなど、終始笑顔になれるようなにぎやかなステージが展開されていた。
アンティーカの「Black Reverie」では冒頭5人がキューブに乗って登場し、背景の映像パネルによる演出も相まって、ゴシックの世界観を緻密に表現。ストレイライトによる「Hide & Attack」では、冒頭で手にした仮面を投げるところや、羽織ものの衣装でキレのあるダンスパフォーマンスなど、何もかもが“様になる”と感じられるものに。ノクチルの「いつだって僕らは」では、ユニットの持つ透明感と、アイドル4人が幼なじみという関係性が伝わるようなステージが展開された。
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