CNET Japanの編集記者が気になる話題のトピックなどを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。主にゲームなどのエンターテインメント関連を取材している佐藤が担当。今回は、愛知県にある日本ガイシホールにて、4月3日と4日に行われたライブイベント「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 3rdLIVE TOUR PIECE ON PLANET / NAGOYA」の模様をお届けする。
これはバンダイナムコエンターテインメントが、バンダイナムコネクサスのブラウザゲームプラットフォーム「enza」などで展開している「アイドルマスター シャイニーカラーズ」(シャニマス)をテーマとして、登場するアイドル(キャラクター)を演じるキャスト陣によるライブイベント。3rdライブはツアーとなっており、名古屋公演を皮切りに、東京、福岡の3カ所で開催される。
公演では新型コロナウイルスの影響と感染拡大防止の観点から、入場者数を抑える形での有観客かつ、アソビストア内「ASOBISTAGE-アソビステージ-」でのオンライン配信も行われた。
出演したのは、ゲーム内の283(ツバサ)プロダクションに所属する6ユニットのアイドルを演じるキャスト陣。2日間とも共通で「イルミネーションスターズ」の関根瞳さん(櫻木真乃役)、近藤玲奈さん(風野灯織役)、峯田茉優さん(八宮めぐる役)、「アンティーカ」の礒部花凜さん(月岡恋鐘役)、菅沼千紗さん(田中摩美々役)、八巻アンナさん(白瀬咲耶役)、成海瑠奈さん(三峰結華役)、結名美月さん(幽谷霧子役)、「放課後クライマックスガールズ」の河野ひよりさん(小宮果穂役)、永井真里子さん(西城樹里役)、丸岡和佳奈さん(杜野凛世役)、涼本あきほさん(有栖川夏葉役)、「アルストロメリア」の黒木ほの香さん(大崎甘奈役)、前川涼子さん(大崎甜花役)、芝崎典子さん(桑山千雪役)、「ストレイライト」の田中有紀さん(芹沢あさひ役)、幸村恵理さん(黛冬優子役)、北原沙弥香さん(和泉愛依役)、「ノクチル」の和久井優さん(浅倉透役)、土屋李央さん(樋口円香役)、田嶌紗蘭さん(福丸小糸役)、岡咲美保さん(市川雛菜役)。
ステージにはさまざまな星がちりばめられていたほか、キューブタイプのゴンドラが複数設置され、ステージとその上段だけにとどまらない高さを加えた演出も。また配信ではARを活用した映像演出も盛り込まれ、オンライン視聴ならではの彩りあるステージが楽しめるものとなっていた。
283プロの社長である天井努、事務員である七草はづきから挨拶や注意事項を経て、CD「COLORFUL FE@THERS」シリーズで収録されている、ユニットの枠を超えた混成メンバーによる楽曲からスタート。Team.Stella(関根さん、礒部さん、河野さん、黒木さん、田中さん、土屋さん)による「プラニスフィア ~planisphere~」、Team.Sol(峯田さん、八巻さん、永井さん、涼本さん、芝崎さん、幸村さん、和久井さん、岡咲さん)による「SOLAR WAY」、Team.Luna(近藤さん、菅沼さん、成海さん、結名さん、丸岡さん、前川さん、北原さん、田嶌さん)による「リフレクトサイン」と続き、三者三様のステージを展開。
1日目ではTeam.Lunaによるトークを挟む一幕もあったが、その後出演者が揃って、シャイニーカラーズの始まりの曲である「Spread the Wings!!」を歌い、さらにはキャスト陣がそれぞれあいさつ。場内では声援を控えることになっていたが、パフォーマンスや問いかけに、“プロデューサーさん”(※アイドルマスターシリーズのファン)は拍手やコンサートライトを振る形で応えていた。
今回の公演では、CD「GR@DATE WING」シリーズから各ユニットがそれぞれ2曲を披露。すでにお披露目されているノクチルを除く5ユニットについては、ジャケットイラストで描かれているアイドル衣装をモチーフとした新衣装の初お披露目や、ライブでは初披露する曲も含む形となっていた。
ユニットパートの始まりは、イルミネーションスターズによる「Twinkle way」から。2ndライブでのこの曲は2人での歌唱となっていたが、今回は3人でのステージが実現。場内をキュートな雰囲気に包み込む、アルストロメリアの「ダブル・イフェクト」が続き、放課後クライマックスガールズによる「五ツ座流星群」では、速いテンポと掛け合いによるにぎやかなステージが展開されていた。
アンティーカの「Black Reverie」では、衣装やステージでの演出、そして振り付けに歌声と、ゴシックの世界観を緻密に構築していると感じられるものに。ストレイライトによる「Hide & Attack」では、仮面を手に登場する姿や、羽織ものの新衣装がひるがえす光景など、カッコよさとダンスパフォーマンスが寄り引き立つステージとなっていた。ノクチルの「いつだって僕らは」では、冒頭4人がゴンドラに載り、和久井さんが一番高い“てっぺん”の位置となる場所からパフォーマンス。ユニットの特徴でもある透明感のある歌声を4人で響かせていた。
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