ディー・エヌ・エーは4月30日、8月(予定)に拠点体制を変更し、本社をWeWork渋谷スクランブルスクエアに移転すると発表。加えて、新たに神奈川県の横浜にも拠点を構えるとしている。
同社ではこれまで、渋谷ヒカリエに本社を構え、初台や新潟などにもオフィスを展開していた。新たな拠点体制では、渋谷・横浜を中心とした拠点構成にするという。
移転の背景として、2020年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で想定を上回るような社会変化があり、同社としてもリモートワークの積極的な推進で、出社率は6%以下(2021年3月の本社の平均出社率)に抑えることができ、高いパフォーマンスを保ったまま事業を運営することができているという。アフターコロナにおいても、リモートワークは継続する見込みで、オフィスの効率化と社員の多様性のある働き方を推進するために本社の移転と新拠点を構えることになったという。
WeWork渋谷スクランブルスクエアを本社に選んだ理由については、オフィスの縮小や拡張などにも柔軟に対応でき、WeWorkの国内外拠点を活用した多様な働き方も可能になるためという。また、1フロアの区画を全て利用することなどにより、入退室の制限などによるセキュリティを担保することも可能という。また、スポーツやスマートシティを中心にさまざまな事業で神奈川に根ざして事業展開するため、横浜にも拠点を持つことにしたとしている。
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