リストは4月21日、同社の連結子会社であるリストインターナショナルリアルティ(LIR)が、同日より、国内店舗において不動産エージェント制度を開始したと発表した。
LIRは、サービスブランドとして「リスト サザビーズ インターナショナル リアルティ」を展開し、神奈川・東京エリアを中心に、国内外の不動産の売買および賃貸の仲介に加え、不動産の運用管理、資産コンサルティング業務を行っている。
リストグループでは、フレックス制度の導入やテレワーク勤務などの柔軟な働き方を実施しており、今回新たに、海外店舗で実施しているエージェント制度を、国内店舗でも採用することで、より働きやすい環境を整えるとともに、対応可能エリアを拡大して利便性を高めることを目的に、国内店舗でのエージェント制度の開始を決定した。
登録エージェントが売買仲介するのは、LIRが取り扱う富裕層向け国内リゾート物件が中心。LIRは、同社サービスブランドが持つ世界75の国と地域に広がるネットワークや、リストグループのノウハウ、およびエージェント育成プログラムの提供などを通じて、登録エージェントの営業活動をサポートする。
登録エージェント側は、「現地案内や現地調査を担当する契約」、または「顧客紹介から契約の締結までの不動産売買契約における一連の業務を担当する契約」の2パターンから、働き方を選択することが可能だ。
LIRは制度導入後も、登録エージェントを独自の基準により選定し、採用後も教育を徹底するとしている。
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