Appleは例年、3月のスペシャルイベント、6月の世界開発者会議、9月のスペシャルイベント、10月のスペシャルイベントを計画し、これとは別に4〜5月、そして11月のタイミングで新製品を投入してきた。
しかし2020年は、3月にスペシャルイベントなしで新製品を投入し、4月、5月、8月とイベントなしで新製品を投入した。
6月に開発者会議WWDCを初めてオンライン開催したが、この2時間あまりのビデオは、Apple Parkを生かしてきっちり作り込まれており、開発者のみならず多くの人々を魅了した。以降、9月、10月、11月と、同じパターンでオンラインのスペシャルイベントを3カ月連続で開催した。新型コロナウイルスの影響でイベントの開催ができない事情もあり、オンラインでの発表が続いている。
結果として、Apple TVを除くフルラインアップの刷新に着手した、そんな2020年だった。2021年は、引き続き、Apple Silicon搭載のMacラインアップを拡充していく折り返し地点となる。
それ以外にも、リリースから年数が経過しているAirPodsやApple TV、そして2世代古いプロセッサを使っているiPad ProやiPad miniなど、刷新すべき製品は山積している。
そうした中、3月8日には、iMac Proについて、在庫がなくなり次第販売が終了されることがアナウンスされた。このことからも、2021年にiMacがApple Siliconに移行すること、その際に、Xeon搭載の27インチiMac Proの性能に匹敵、もしくは上回るような性能を発揮することが予測できる。
「iPhone 13 Pro」はバッテリー強化、120Hz画面を搭載か--アナリスト予測(3/2)新型コロナウイルスの影響で営業休止、もしくは縮小に追いやられてきた米国のApple Storeが、3月1日までに270店舗全店で営業を再開したことを明らかにした。
休業は2020年3月13日であったことから、ほぼ1年間、直営店をフル活用できずに戦ってきた。営業再開後も店内はマスク着用、入店時の検温などが義務づけられ、入店人数も制限される。これは米国以外の店舗でも同様だ。
米国でワクチンの接種が進んでいることで、少しずつ、米国の経済活動が戻りつつあることを表している。
アップル、フランスのオンラインストアで「iPhone」などの修理可能性スコアを表示(3/1) アップル、全米の直営店が再開--約1年ぶりにフル稼働(3/2)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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