一連のビデオ会議の合間にコーヒーを入れに立つくらいしか体を動かしていないのに、1日の終わりにはぐったりしてしまう疲労感を覚えることがある。いわゆる「Zoom疲れ」だ。スタンフォード大学の研究チームは、Technology, Mind, and Behavior誌で新たな研究結果を発表し、これはZoomに限らずどのビデオ会議プラットフォームでも起こり得ると断った上で、Zoom疲れが起こる原因が分かってきたとしている。
研究チームによると、Zoom疲れは主に4つの原因に帰せられるという。それは、アイコンタクトが過剰かつ濃密であること、常に自分自身の映像を見ていること、机に縛りつけられて運動量が限られていること、対面でのやり取りでは直感的に行っている空気を読む行為により多くのエネルギーを使うことだ。
研究ではさらに、これらの原因について1つずつ説明し、問題を解消する方法として、例えば自分の映像を非表示にすることや、ストレッチしたり歩き回ったりできるだけの空間を取れるように机を配置したりすることなどを提案している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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