米国PCゲーム市場、2020年はハードなどが62%増、コンテンツが19%増--巣ごもり消費で

 NPD Groupは、米国のPCゲーム市場に関する調査結果を発表した。2020年のPCゲーム用ハードウェアおよびアクセサリの売上高は45億ドル(約4762億円)で、前年比62%増だった。一方、PCゲームコンテンツの売上高は75億ドル(約7937億円)で、前年比19%増。

 ハードウェアおよびアクセサリの種類別では、すべてが2桁成長を記録。特にヘッドセットとディスプレイ、キーボードは、売上高と出荷台数の両方で増加率が高かった。大きく分けると、アクセサリは前年比81%増、ハードウェアは同57%増。

 消費者の支出が増加した主要因として、NPD Groupは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックを挙げた。外出自粛や在宅勤務、家庭学習によって自宅で過ごす時間の増えた消費者が、家にいながら楽しめる手段としてゲームをプレイしたとみる。

 米国では2020年にゲームをした消費者の割合が40%だったが、これは前年比4%増。プレイ時間も同じく14%増えていた。

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