Twitterは広告への依存を減らすためにサブスクリプションオプションの追加を検討していると、Bloombergが米国時間2月8日に報じた。複数のチームが初期段階として、さまざまな方法を調査しているという。
可能性としては、フォローするユーザーの非公開コンテンツを有償で閲覧する「チップ制」の導入、ダッシュボードアプリ「TweetDeck」の有料提供、「送信取り消し」やプロフィールのカスタマイズなどの追加機能の有料提供などがある。
Twitterは米CNET宛ての電子メールの中で、今後数年間で同社の収益源を広告以外に「さらに多様化するための手段を調査および実験する」予定であることを認めたが、2021年に同社の収益モデルが大きく変更されることはないと強調した。
「Twitterを利用する人々とあらゆる規模の企業に対し、他にはない機能と、コンテンツ作成、発見、エンゲージメントのためのさらなる機会を提供する、サブスクリプションなどのアプローチが考えられる」と、同社のレベニュープロダクト責任者を務めるBruce Falck氏は述べた。
今回の報道に先立ち、TwitterはRevueを買収している。Revueは、ユーザーが電子メールのニュースレターを作成して発行することのできるプラットフォームだ。この買収は、Twitterが長い形式のコンテンツと有料サブスクリプションへのサービス拡大を計画していることを示唆している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス