Googleは米国時間12月10日、「Google Workspace」(旧称「G Suite」)に、複数の「Microsoft Office」連携機能を加えたと発表した。その中でも最大の目玉は、「Gmail」に添付されたMicrosoft Officeのファイルを直接開いて編集できる機能だ。
Googleは「Microsoft Excel」から「Googleスプレッドシート」にマクロを移植できるようにする新たなアドオン「Macro Converter」も発表した。
このほかの追加機能として、「Googleドキュメント」は縦向きと横向きのページが混在するドキュメントに対応した。これにより、縦横が混在する「Microsoft Word」ファイルの編集にも対応。また、テキストの背後に画像を挿入し、透かしを入れる機能も、2021年に実装するという。
Googleは2019年4月、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、「Googleスライド」にMicrosoft Officeファイルのネイティブサポートを追加している。
Google Workspaceを統括するバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めるのは、Microsoftの幹部だったJavier Soltero氏だ。GoogleはGoogle Workplaceを、社内の同僚や外部のパートナーと協業する必要のあるリモートワーカーや現場の作業者、企業に対して訴求力のあるサービスに位置づけようと取り組んでいる。これはMicrosoftによる「Microsoft 365」や「Office 365」の位置づけとよく似ている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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