「Googleマップ」の「ストリートビュー」に、誰でも画像を提供できるようになった。
ストリートビューは、地面に立った視点で周囲の様子を表示するという、Googleマップの人気の機能だ。その連続したパノラマ写真はこれまで、有名なストリートビュー撮影車両によって撮影されてきたが、Googleは今回、「Android版」アプリを使って誰もが画像を提供できるようにすると発表した。これを可能にしたのは、ますます進化しているGoogleの拡張現実(AR)技術で、「一連の連続写真を自動的に回転、配置、作成する」という。
「誰でも、ストリートビュー用の独自の連続写真を作成できるようになった」と、ストリートビュー担当プロダクトマネージャーのStafford Marquardt氏は述べた。「Googleマップに示されていない場所や、急速に変化している場所を捉えて、世界中のより多くの人々により良いマップを提供できる」(同氏)
Googleはそれらの写真を利用して、公に掲示されている営業時間など既存の情報を拡充、更新するという。人の顔や車のナンバープレートは自動的にぼかされるとしている。
提出された画像が同社の「マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー」に違反する場合は削除される。レビューが必要と思われる写真をユーザーが報告することもできる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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