Appleが主要サプライヤーの1つである台湾Pegatronへの新規発注を凍結した。Bloombergが米国時間11月9日に報じたところによると、同社はAppleがサプライヤー向けに定めた労働基準に違反していることを隠すために書類を偽造、また労働者を正しく分類していなかったことが見つかったためだという。
「iPhone」向け部品などを供給しているPegatronは、中国本土にある工場の1つで、学生に時間外労働や夜間勤務をさせていたが、そうした行為は、「Appleサプライヤー行動規範」で禁じられている。また、この規範では学生インターンには専攻に直接的に関連する業務のみを許可すると定められているにもかかわらず、Pegatronはこの規則にも違反していたという。
「この違反の責任を負うPegatronの担当者らは、Appleの監視機構をかいくぐるために、度を超えた偽装工作を行った」とAppleの広報担当者は声明で述べた。
Appleは、Pegatronによるルール違反に気づいた時点で、学生らが自宅や学校に安全に戻り、適切な補償を受けられるように、「すばやく対策を講じた」としている。
一方、PegatronはBloombergに対し、自社での違反を認識した時点で直ちに問題を是正したとコメントした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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