Appleの第4四半期(7-9月期)の「iPhone」売上高が前年同期比で20%減少した。新型コロナウイルスの感染拡大により世界中で人命が失われ、経済活動が中断、製造が減速する中、「iPhone 12」の発売を待って消費者の買い控えが生じていたようだ。
第4四半期には「iPad Air」(599ドル、日本では税別6万2800円)と「Apple Watch SE」(279ドル、同2万9800円)が発売されたが、10月16日に発売されたばかりの最新型iPhoneはまだ発売されていなかった。同社によると、同四半期のiPhoneの売上高は264億ドルで、前年同期比で約20%減少した。iPhone 12の発売は、例年よりも遅かった。前年同期には、当時の最新製品である「iPhone 11」発売後の1週間以上が含まれていた。
「Mac」の売上高は90億3200万ドルで、前年同期の69億9100万ドルから増加。「iPad」と売上高は67億9700万ドルで、前年の46億5600万ドルから増加した。ウェアラブル、ホーム、アクセサリー製品の売上高は78億7600万ドルで、前年の65億2000万ドルから増加した。
第4四半期の利益は前年同期比で約7%減の127億ドル(1株あたり73セント)だった。総売上高は647億ドルで、前年同期の640億ドルから微増し、アナリスト平均予測も十分に上回った。Yahoo Financeが公開した集計によると、アナリスト平均予測は、売上高637億ドル、1株あたり利益は70セントだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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