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第二のN高となる「S高」がつくば市に開校--授業にVRデバイスを本格導入したコースも

佐藤和也 (編集部)2020年10月15日 21時27分
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 学校法人角川ドワンゴ学園は10月15日、茨城県つくば市にある筑波西中学校の廃校を再活用し、「S高等学校」(S高)を2021年4月に開校すると発表した。

S高等学校
S高等学校

 角川ドワンゴ学園は、2016年4月にN高等学校(N高)を開校。現在の生徒数は1万5803名(2020年10月1日時点)となっている。生徒数が拡大し続けるなか、沖縄県にある伊計本校でのスクーリング時の教室と宿泊施設の受け入れ人数は2万人が限界となっており、キャパシティを超えることを見越し、他県に新しい高校を開校するに至ったとしている。

 校長にはエンジニア出身で、角川ドワンゴ学園のプログラミング教育を構築してきた吉村総一郎氏が就任。S高では、必修授業と課外授業をはじめ、学校行事や部活動、サポート体制、通学コースもN高と共通。スクーリングについては、S高生はつくば本校にて、N高生は伊計本校にて、それぞれ1回以上参加するほか、在籍する学校ごとに組まれた日程・会場での参加となるという。

 このほか、N高とS高ではドワンゴとバーチャルキャストによる開発・協力のもと、最新のVR技術とデバイスを活用した体験型の学びができる「普通科プレミアム」を、2021年4月より開始。普通科プレミアムでは、単位認定授業と多彩な課外授業を、Oculus Quest2(オキュラス クエスト 2)に合わせて再構築。オンライン教育の独学の弱点を克服する実用的なVR学習プラットフォームを提供する。生徒はVRデバイスを装着して学習空間にワープし、360度の視覚と聴覚、そして実際に体を使って体感することで、より集中的・積極的に深い学びを得ることが可能という。また、周りに共に学ぶ仲間の存在を感じられることで学習継続のモチベーションにもつながるとしている。

VR学習プラットフォーム「普通科プレミアム」イメージ
VR学習プラットフォーム「普通科プレミアム」イメージ

 学習アプリ「N予備校」とのシームレスな連携も特長。従来の動画授業を受けながら、必要に応じてVR空間を自在に行き来して学ぶことが可能。授業だけでなく、コミュニケーショントレーニングのために制作したプログラムでは、VR空間上での面接指導や担任との面談、生徒たちの交流企画などを通じて、コミュニケーションスキルの向上を図るとしている。

 なおVR空間の校舎を建築家の隈研吾氏がデザイン。またVRとN予備校との連携にともない、N予備校やVR教材などのUI(ユーザーインターフェース)をより使いやすく、ネット時代の学びに最適化された学習プラットフォームにするため、noteのCXOを務める深津貴之氏をUIアドバイザーとして迎えるとしている。

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