Donald Trump米大統領が新型コロナウイルス検査で陽性だったとの情報が広まる中、ソーシャルメディア各社は、それぞれのプラットフォームで大統領の死を望むコンテンツは許されないとユーザーに警告した。
Trump大統領が米国時間10月1日、自身とMelania Trump夫人が新型コロナウイルス検査で陽性だったことを明らかにした後、ソーシャルメディアで、多くの人々が早期の回復を願う一方で、真逆の結果を望む人も多くいた。
Facebookの広報担当者Liz Bourgeois氏は2日、そうした投稿はFacebookのユーザーポリシーに違反しており、削除されると述べた。
Bourgeois氏は、「はっきり述べておくが、Facebookは、大統領のタグが付いたコンテンツのほか、大統領の投稿やページのコメントを含めて、大統領に直接向けられた殺害の脅迫や大統領の死を願うコンテンツを削除する」とツイートした。
To be clear, Facebook is removing death threats or content targeted directly at the president that wishes him death, including comments on his posts or his page - in addition to content tagging him. https://t.co/9eVkO1xXIs
— Liz Bourgeois (@Liz_Shepherd) October 3, 2020
Twitterも同様に、2日夜、「いかなる相手に対しても死、深刻な身体への危害、致命的な疾病を願ったり望んだりするツイートは許されず、削除される必要がある。それは、自動的にアカウントが停止されることを意味するわけではない」とツイートしている。
tweets that wish or hope for death, serious bodily harm or fatal disease against *anyone* are not allowed and will need to be removed. this does not automatically mean suspension. https://t.co/lQ8wWGL2y0 https://t.co/P2vGfUeUQf
— Twitter Comms (@TwitterComms) October 2, 2020
Twitterは、問題のあるツイートや嫌がらせの報告に対して、迅速かつ適切に対応できていないとされていることについて、以前から批判を浴びている。「The Squad」として知られる民主党の女性下院議員4人は、Twitterの今回の発表を直ちに批判した。
Alexandria Ocasio-Cortez氏(ニューヨーク州選出)、Rashida Tlaib氏(ミシガン州選出)、Ilhan Omar氏(ミネソタ州)、Ayanna Pressley氏(マサチューセッツ州)は、Twitterで脅迫されたことがあり、Twitterは一貫したポリシーを適用していないと述べている。
Seriously though, this is messed up. The death threats towards us should have been taking more seriously by @TwitterComms https://t.co/IOS7s2n1wx
— Rashida Tlaib (@RashidaTlaib) October 3, 2020
Twitterは、ポリシーの適用に一貫性がなかったことを認め、改善すると明言した。
Twitterは3日、「一部のポリシーの適用に一貫性がないと感じる人の意見を受け止めている。改善しなければならないという意見はその通りだ。そのために社内で連携して取り組んでいる」とツイートした。
We hear the voices who feel that we're enforcing some policies inconsistently. We agree we must do better, and we are working together inside to do so.
— Twitter Safety (@TwitterSafety) October 3, 2020
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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