米大統領選挙が近づく中、Twitterは米国時間9月17日、政治家や政治ジャーナリストなど、選挙に関連する著名な米国ユーザーのアカウント保護を強化すると発表した。
対象となるアカウントは強力なパスワードの使用を求められる。使用中のパスワードが弱い場合、次にログインする際により強力なパスワードに更新する必要がある。強力なパスワードとは、10文字以上で大文字、小文字、数字、記号を組み合わせたものだ。パスワードをリセットする際にメールアドレスまたは電話番号を入力するよう求める設定も、デフォルトで有効になる。また、セキュリティ水準が向上する2要素認証を有効にするよう推奨される。
対象となるユーザーには、米国の行政機関の職員や議員、各州の知事、各省の長官、大手報道機関、政治家が含まれる。大統領選対策本部、政党、議員や知事に立候補している一部の候補者についても、セキュリティ対策が強化される。
Twitterは今後数週間のうちにさらなる対策も講じる。「悪意あるアカウント乗っ取りを防ぐためのログインの防御」を強化し、ハッキングされたアカウントを素早く回復できるようにするとともに、「さらに高度な検知とアラート」を実装して疑わしい活動に対応するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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