アプリメーカーなど13の組織が結集し、Appleの「App Store」などアプリストアのルール改善を求める非営利団体Coalition for App Fairnessを結成した。創設メンバーは、Spotify、Epic Games、Match Groupなどで、この3社はいずれも、Appleが開発者に課している手数料を声高に批判してきた。
Spotifyで国際問題担当責任者を務めるHoracio Gutierrez氏は米国時間9月24日、声明で次のように述べた。「世界各国の執行機関や規制当局、国会議員が、競争妨害でAppleを調査している中で、Coalition for App Fairnessは、消費者の選択を守り、すべての人の条件を同じにする取り組みにおいて、アプリ開発者とゲーム開発者の声を代弁する」
Appleはコメントの依頼にすぐには応じなかった。同社は24日、App Storeがユーザーと開発者にとって役立つものだと強調するウェブページを公式サイトで公開した。App Storeが現在、世界各国の2800万以上の開発者と、175カ国の15億台のデバイスで利用されていることなどが記載されている。
Coalition for App Fairnessは、アプリストアにあるべき10の原則も公開した。
創設メンバーにはSpotify、Epic Games、Match Groupのほか、Basecamp、Blix、Blockchain.com、Deezer、European Publishers Council、News Media Europe、Prepear、Protonmail、SkyDemon、Tileが含まれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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