Twitterは、2020年米大統領選に関する誤解を与えるような情報を、ユーザーが報告できる機能を提供することを明らかにした。ユーザーは、投票や投票登録の場所や方法について誤った情報が含まれていると考えられるコンテンツを報告可能になる。また、「選挙に参加しないよう有権者を脅迫、抑制することを意図」とするコンテンツや、「候補者や選出議員、政党あるいは政府機関などで偽った所属先を主張しているコンテンツを報告することができる。
同社は、「この機能は、インド、英国、欧州連合(EU)全域を含む世界中で、Twitterでの選挙に関する会話の健全性を守るわれわれの取り組みの重要な要素だ」とツイートした。
We’re turning on a tool for key moments of the 2020 US election that enables people to report misleading information about how to participate in an election or other civic event. pic.twitter.com/BxHAiLSWjG
— Twitter Safety (@TwitterSafety) January 30, 2020
Twitterによると、この機能は選挙の「重要な期間」中に提供される予定だという。
2016年の米大統領選では、ロシアがさまざまな技術プラットフォームを利用して、選挙に干渉し、騒動となった。今回の機能は、そのような問題を回避するためのTwitterの戦略の1つと考えられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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