Googleは米国時間8月3日、セキュリティ企業ADTとの提携を発表した。これにより新たなスマートホーム用セキュリティ製品が生まれる可能性がある。
Googleはブログで、「新たなセキュリティソリューションをベースに、次世代の便利な家を作り出す」とした。
具体的な内容は明らかにしなかったものの、Googleは自社の「Nest」デバイスに言及し、Nestのデバイス、サービス、およびテクノロジーを、ADTの専門技術者のネットワークと組み合わせると説明した。ADTの技術者は、Nestカメラやスマートディスプレイ「Nest Hub Max」などのデバイスの販売やインストールができるようになる。
さらにGoogleは、新設されたADTのクラスB普通株式と引き換えに、同社に4億5000万ドル(約480億円)を出資する。取引は第3四半期に完了予定で、GoogleはADTの発行済み普通株式総数の約6.6%を保有することになる。
先週開かれた米連邦議会下院の反トラスト小委員会の公聴会でGoogleが厳しい追求を受けたことを考えると、このニュースは特に興味深い。
Googleが出資するとの報道を受け、ADTの株価は3日に56.6%上昇した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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