新型コロナウイルス関連

グーグルとアップルの技術による新型コロナ接触検出アプリ、米国でも近く提供へ

Clifford Colby (CNET News) 翻訳校正: 中村智恵子 高森郁哉 (ガリレオ)2020年08月03日 10時06分

 Googleは米国時間7月31日、同社とAppleが共同開発した接触検出ツールをベースにした新型コロナウイルス接触追跡アプリについて、米国の20の州と準州が検討中で、今後数週間のうちに提供を開始する見込みであることを明らかにした。

検査のイメージ
提供:Kena Betancur/Getty Images

 Googleによると、アフリカ、アジア、欧州、北米、南米で既に16の国と地域の公衆衛生当局が、濃厚接触の可能性を検出するシステム(ENS)を利用したアプリを提供しているという。

 公衆衛生当局は、共同開発されたツールをベースに独自の接触追跡アプリを作成し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大状況を監視しチェックすることができる。Googleによると、最初に提供される20の州および準州の人口は米国全体の約45%を占めるという。

 同ツールは「iPhone」や「Android」デバイスのBluetooth信号を利用し、ユーザーが他者と一定時間以上近い距離にいると、それを検知して記録する。

 GoogleとAppleは5月に最初の接触追跡ツールキットをリリースした。両社は以来、追跡アプリがもたらすプライバシー問題なども含むさまざまなフィードバックを公衆衛生当局や開発者らから得て、同ツールを着実にアップデートしてきた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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