Appleは米国時間7月9日、2020年秋に一般提供する予定の「iOS 14」と「iPadOS 14」のパブリックベータ版をリリースした。最近のデバイスに無料でインストールできるが、バグが含まれている可能性があることにあらかじめ注意してほしい。
Appleは新しいOSを6月のWorldwide Developers Conference(WWDC)で発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2020年のWWDCは完全にオンラインで開催された。従業員らは感染拡大を避けるためにリモート勤務を強いられているが、Appleによると、以前からユーザーの要望があった新機能が追加されている。その一部はGoogleの「Android」を搭載する競合スマートフォンで提供されているものだ。例えば、小さなウィジェットプログラムのホーム画面への追加、デフォルトのEメールアプリとブラウザーアプリの変更、iPhoneで別のアプリを使っている間のピクチャインピクチャでの動画表示などがある。
新機能を試してみるのは楽しいが、パブリックベータ版は日常的に使うためのものではない。同社はこれをダウンロードするユーザーに対し、バグが含まれている可能性があること、急に動かなくなる恐れがあること、データが失われるかもしれないことを、繰り返し警告している。それでも使ってみたいという冒険心旺盛なユーザーに対しては、「ビジネスクリティカル」でない端末にベータ版をインストールするよう忠告している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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