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引き出しにしまいこんでいた「Apple Watch」--5年で評価が変わった理由 - (page 2)

Vanessa Hand Orellana (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2020年07月13日 07時30分
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 最初から好きになった機能のひとつは、手首に目を向けるだけで通知を確認できることだった。これは今でも気に入っている。応答を伝えるとき手首に向かって話しかける、まるでディック・トレイシーのようなスタイルも、今は全く気にならない。通知に対する応答方法は、「Scribble」という手書き文字入力機能も含めて、以前より増えている。

 手首をかざすだけで「Apple Pay」が使えるのも便利だ。街でスムージーを買うときに初めて使ったが、店員はまるで魔法を見せられたかのような反応を示した。そのくらい、当時はまだApple Payに対応している店舗が少なく、探すのもひと苦労だった。

 だが、筆者が気に入っていて、現在まで最もよく使い続けている機能といえば、実は「iPhoneを探す」だ。文字盤を上にスワイプすると表示される画面にある。「iPhone」を鳴らすこの機能のおかげで、この数年間、iPhoneをなくしたときに探す時間をずいぶんと省いてくれた。

 一方、初代Apple Watchには不満な点も多かった。アプリの読み込みが遅く、機能もiPhone上の同じアプリと比べると少なかった。ほとんどの場合、InstagramやFacebook、Twitterはいつまで待っても読み込みが終わらないので、結局は待つのをやめてiPhoneを取り出す羽目になっていた。しかも、小さい画面でInstagramの投稿を追うのは大変だった。今では、Apple Watch専用のこれらのアプリは存在もしていない。

 フィットネストラッキングも、十分とは言えなかった。GPSも高度計も内蔵していなかったので、ランニングのときにルートマップを記録するには、依然としてiPhoneを携帯しなければならず、フィットネスウォッチをはめている意味が半減していた。運動の統計も、Apple Watchの画面で確認できるのはワークアウトが終わった直後だけだった。その表示が消えてしまうと、後はiPhoneのアプリでデータを探す必要があったのだ。

 そのうえバッテリーは、途中で充電しないと、丸一日持たないことが多かった。

 1週間使い続けてみても、Apple Watchが必要な理由は見いだせなかった。そのため、いつものレビュー動画を公開する代わりに、Apple Watchをはめて過ごすいろいろな場面を見てもらって、答えは読者に出してもらうことにした。動画を撮り終わり、発売後の話題性も収まった頃には、たまにあるソフトウェアアップデートのときに、ときどき試してみるだけになって、ついには引き出し行きとなってしまった。

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