引き出しにしまいこんでいた「Apple Watch」--5年で評価が変わった理由 - (page 3)

Vanessa Hand Orellana (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2020年07月13日 07時30分

LTEの追加でApple Watchが解放された

 最初の発表から3年後、「Apple Watch Series 3」でLTEモデルが追加されたことで、Apple Watchに対する筆者の認識が変わり始めた。Apple WatchをiPhoneから切り離されたものとして見るようになったのだ。独自のセルラー信号が追加されたことで、Apple Watchは解放され、筆者はiPhoneをいつも持ち歩かなくてもよくなった。確かに、最初のうちは、iPhoneを家に置いてきたせいで大いに不安を感じることも何度かあったが、そのうち、自分の注意力を逸らしていたものを携帯しなくてもよいということが、心地よく感じるようになった。

 やがて筆者は、自分の子供ともっと充実した時間を過ごすために、仕事から帰宅すると、スマートフォンは使わないようになった。それでも、深夜に授乳するときに、Apple Watchの「Glow Baby」アプリで赤ちゃんの睡眠時間を記録したり、テキストメッセージに返信したり、ニュースの見出しを確認したりすることができた。午前3時に、ゾンビのようにInstagramを何時間も見たりするようなことはしていない。

 Apple Watchはランニングに欠かせないお供にもなった。Series 3を試す前も、Apple Watchをフィットネストラッカーとして時折使用したことはあったが、トラッカーのノルマをこなすためではなく、純粋に楽しむために走る方が好きだった。ランニング中に音楽を聴くこともなかったほどだ。万一の安全策として、スマートフォンを持って走っていたが、ランニング中に携帯するのは面倒なので、結局、スポーツブラかランニングパンツの後ろのポケット(ポケットがある場合)に突っ込んでいた。Apple WatchにLTEが搭載されたことで、ようやくスマートフォンを持ち出さなくても接続状態を維持できるようになり、やがて、Apple Watchをトレーニングにも利用するようになった。

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 筆者は2年の間に2人の子供を出産し、突如として、長距離のトレイルランニングをする時間も、気力もなくなった。昔と同じレベルの活動量を保つのには苦労したが、Apple Watchのアクティビティリングが、自分の活動量がどの程度か、あるいはどの程度足りていないかを正確に把握するのに役立った。毎日の終わりにリングを閉じることに夢中になっている人を昔はからかっていたが、自分も同じことをするようになっていた。今では、昔のランニングペースを取り戻せるように、フィットネスデータも利用するようになった。産後6カ月の時点で、まだまだ先は長いが、「アクティビティ」アプリで、自分の進歩の度合いも、以前より分かりやすくなっている。Apple Watchでは、より長期間にわたって、最大酸素摂取量(VO2 Max)とランニングペースを測定できるようになった。

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