スマートフォンで検索して3D表示できるオブジェクトが増えるなか、Googleで検索した動物を自宅などその場で表示できる機能が面白いことになってきている。拡張現実(AR)を使って登場させることができる最新のオブジェクトは、恐竜だ。
Googleで検索した結果をARでその場に表示できる機能自体は、2019年から提供されている。ただしGoogleは、2020年に入ってAR表示できるオブジェクトを増やしており、すでに人体解剖モデル、生物学的モデル、米航空宇宙局(NASA)の宇宙船などを追加した。そして米国時間6月30日、10種類の恐竜がこのARカタログに加わることになった。これは、Universal Brand Development、Amblin Entertainment、Ludiaとの提携によって実現したものだという。なお、Universalが配給する「ジュラシック・ワールド」シリーズの次回作は、英国でまもなく撮影が再開され、2021年の公開を目指している。
恐竜をその場で表示させるには、ARに対応した「iPhone」「iPad」、または「Android」搭載デバイスが必要となる。検索の際には、Androidなら「Google」アプリか任意のブラウザー、「iOS」ならGoogleアプリまたは「Safari」か「Chrome」を使う必要がある。恐竜はサイズを小さくすることも実寸で表示することも可能だ。iOSで検索する場合は、ブラウザーをデスクトップモードではなくモバイルモードにする必要がある。
検索からAR表示できる10種類の恐竜は、ティラノサウルス、ヴェロキラプトル、トリケラトプス、スピノサウルス、ステゴサウルス、ブラキオサウルス、アンキロサウルス、ディロフォサウルス、プテラノドン、パラサウロロフス。
GoogleのARキャプチャツールかiOSの画面収録機能を使えば、恐竜が映っている様子を動画として録画することもできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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