パナソニックは5月26日、4Kテレビ「ビエラ」シリーズに有機ELテレビ2シリーズ、液晶テレビ3シリーズの新製品を発表した。全機種にBS4K、110度CS4Kチューナーをダブルで備える。発売は6月26日から順次。
有機ELビエラには、イネーブルドスピーカーを搭載した「HZ1800」シリーズと30Wのサウンドシステムを備えた「HZ1000」シリーズを用意。いずれも65、55V型の2サイズをラインアップする。
独自の信号処理技術「ヘキサクロマドライブ プラス」を備え、プロ用モニターに近い色再現力を実現。パネル制御「Dot Contrast パネルコントローラー」により、画素単位で明るさや色の情報を個別で制御し、暗部表現力を強化している。
「AI HDRリマスター」を搭載し、地上デジタル放送も新4K衛星放送も高コントラスト映像に高画質化。新4K衛星放送に採用されているHDR方式(HLG)の画質を向上させる、新たな画質処理アルゴリズムも採用し、HDR映像を高画質化処理しているという。
HZ1800シリーズには、フルレンジスピーカーにウーファーを加え、迫力ある低音を再生。テレビ背面上部にイネーブルドスピーカーを備え、立体的で臨場感ある音を再現。リモコンのマイクで音響環境を計測する「Space Tune Auto」も搭載する。
4K液晶テレビは、プレミアム液晶ディスプレイを搭載した「HX950」、4K衛星放送の画質にこだわった「HX900」、スタンダードモデルの「HX750」の3シリーズを用意する。
HX950シリーズは65、55V型の2サイズをラインアップ。独自構造のプレミアム液晶ディスプレイは、バックライトを強化するとともに、ディスプレイ内部の部材構成を最適化。これにより、高輝度、高コントラストを実現し、HDRコンテンツの良さを引き出すという。イネーブルドスピーカーとフルレンジスピーカーを搭載し、ドルビーアトモスによる立体音響も再現する。
75、65、55V型の3サイズをそろえるHX900シリーズは、独自の高画質技術「ヘキサクロマドライブ」と「AI HDRリマスター」により、新4K衛星放送の画質が大幅に向上。左右にフルレンジスピーカーを搭載した「30W ダイナミックサウンドシステム」で、クリアでパワフルな音声を再現する。
スタンダードモデルのHX750シリーズは、55、49、43V型の3サイズを展開。カラーマネジメント回路「色忠実補正回路」を搭載したほか、そのほかのシリーズ同様、HDR10、HLG、HDR10+、Dolby Visionと4方式のHDRフォーマットに対応する。
全機種ともに、外付けのHDDを接続すれば、新4K衛星放送の裏番組録画に対応。Netflix、Amazon Prime Video、YouTube、Huluなどの動画配信サービスが視聴できるほか、リモコンにNetflixとABEMA専用のボタンを搭載する。
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