TwitterとSquareの最高経営責任者(CEO)を務めるJack Dorsey氏は米国時間4月7日、自身が保有するSquareの株式10億ドル(約1100億円)相当を拠出し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連の支援にあてるとツイートした。資金は、パンデミック(世界的流行)の収束後、少女の健康や教育、ユニバーサルベーシックインカム(最低所得保障)に使われるとしている。
Dorsey氏は、この資金の動きを追跡できる「Googleスプレッドシート」へのリンクを共有した。
I’m moving
B of my Square equity (~28% of my wealth) to #startsmall LLC to fund global COVID-19 relief. After we disarm this pandemic, the focus will shift to girl’s health and education, and UBI. It will operate transparently, all flows tracked here: https://t.co/hVkUczDQmz— jack (@jack) April 7, 2020I’m moving $1B of my Square equity (~28% of my wealth) to #startsmall LLC to fund global COVID-19 relief. After we disarm this pandemic, the focus will shift to girl’s health and education, and UBI. It will operate transparently, all flows tracked here: https://t.co/hVkUczDQmz
— jack (@jack) April 7, 2020
テック業界はこれまでにも、COVID-19関連対策の支援に貢献してきた。Appleは中国の新型コロナウイルス感染拡大対策への寄付を倍増させたと報じられた。サムスンは資金を拠出し、政府らの医療機器の購入などに役立てているほか、隔離されている患者にスマートフォンを寄付している。ビル&メリンダ・ゲイツ財団は、新型コロナウイルスの治療に対して1億ドル(約109億円)を寄付することを明らかにした。FacebookのCEOであるMark Zuckerberg氏が妻と共に設立した非営利団体チャン・ザッカーバーグ・イニシアティブは、COVID-19対策を支援するため2500万ドル(約27億円)を提供すると述べた。AmazonのCEOを務めるJeff Bezos氏は、米国のフードバンクに1億ドルを寄付するとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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