ビル&メリンダ・ゲイツ財団が支援するプロジェクトが、新型コロナウイルスの家庭用検査キットをワシントン州シアトルで提供すると報じられている。このキットは、鼻に綿棒を差し込み、検体を採取して検査機関に送ると、結果が2日ほどでわかるというものだ。この取り組みは、同財団が出資する研究プロジェクト「Seattle Flu Study」から生まれた。
検査結果が陽性の場合、感染者は行動履歴や接触相手についてオンラインフォームに記入し、衛生当局者がウイルスの拡散を追跡できるようにすると、The Seattle Timesは米国時間3月8日に報じた。ゲイツ財団で新型コロナ対策を率いるScott Dowell氏は、1日数千件の検査を可能にすることを目指すとThe Seattle Timesに語っている。
ゲイツ財団は9日、米CNETに次のように語った。「チームは、研究を応用することで地域の対策に貢献できる方法を積極的に模索しており、今後もそのようにしていく」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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