Googleは先週末、新型コロナウイルス関連の信用に値する情報を提供するまとめページを公開した。google.com/covid19というこのページには、健康情報、予防法、COVID-19の感染マップ、各地域の保健当局やその他のリソースへのリンクが提供されている。また、COVID-19に関する検索結果も強化し、ユーザーがより簡単に情報やリソースを参照できるようにしたと、同社は述べている。
「新型コロナウイルスがより多くのコミュニティーにおいて問題となり、世界中の当局がこのパンデミックに対処するための新しいガイダンスや手段を開発する中、われわれは、人々が自分自身、家族、コミュニティーの安全を守るために、重要な情報とつながることのできるさらなる機会を模索する取り組みを続けていく」と、GoogleのEmily Moxley氏はブログ記事に記している。
3月21日に開設されたのは同サイトの米国版で、Googleでは他の地域向けの別言語のページも「近いうち」に提供する予定と述べている。また、さらなるリソースの公開に伴って、同サイトを更新し続けていくとしている。
COVID-19関連では、1週間ほど前にGoogleとDonald Trump米大統領の発表が互いに矛盾していたことから、Googleの取り組みをめぐって混乱が生じたことがあった。Trump大統領は3月13日に、新型コロナウイルス検査に関する情報を全米国民が入手できるウェブサイトをGoogleが構築していると述べた。それに対し、Googleは同じAlphabet傘下のライフサイエンス企業Verilyが、ベイエリアのみを対象としたトリアージ(選別)ツールの開発の初期段階にあることを明らかにしていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス