英国の調査会社Omdiaは、2019年に世界で販売されたスマートフォンの機種別販売台数1位がiPhone XRだったと発表した。2018年の販売台数は2310万台だったが、2019年はこれの倍に当たる4630万台が出荷された。単純に考えて、iPhone XRは2018年9月に発売されており、およそ3カ月間の販売期間だった。2019年は1年まるまる販売されており、人気が衰えなかったことを物語る。
iPhone XRは6.1インチ全画面液晶を備えたモデルで、有機ELモデルのiPhone XSが999ドルだったのに対し、iPhone XRは749ドルとなった。発売から1年経過した2019年9月、iPhone XRの後継となるiPhone 11が699ドルで登場したが、iPhone XRはラインアップに残され、価格はさらに値下げされ599ドルとなった。
しかし数字を細かくみると、2018年のiPhone XR同様に3カ月しか販売期間がなかったiPhone 11は、3730万台で世界のスマートフォン販売で第2位。こちらのモデルも、世界の機種別ランキングで2020年にトップを飾ることになりそうだ。
「iPhone XR」、2019年の世界スマートフォン出荷で首位--Omdia調査(2/27)Samsungはスマートフォンを組み立てている韓国国内、亀尾市にある工場を一時閉鎖した。従業員が新型コロナウイルスに感染したことが原因だ。韓国は中国に次いで多くの患者数を抱えており、3月3日現在、4812人、死者数は28人にのぼる。
特にディスプレイやメモリなど、スマートフォンの主要部品の製造が集中する韓国での新型肺炎の感染拡大は、世界中のコンピュータ、スマートフォンメーカーの供給に影響を与えていくことが懸念される。
サムスン、韓国亀尾市の工場を一時閉鎖--従業員が新型コロナウイルスに感染(2/25)Appleが2021年にインド国内では初となる小売直営店をオープンする計画を進めている。同社最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏が米国時間2月26日、カリフォルニア州クパチーノで開かれた年次株式総会で明らかにした。また同氏はAppleがインド市場向けのオンラインストアを2020年にオープンする予定であることも明かした。
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