Microsoftは米国時間2月19日、「iOS」と「Android」向け「Microsoft Office」アプリの新バージョンをリリースした。「Word」「Excel」「PowerPoint」という3つの人気製品を1つのOfficeアプリに統合した。
このアップデートは、2019年にプレビュー版としてリリースされていたもので、今回世界中のAndroidとiOSを対象に正式にリリースされた。新しいOfficeアプリは、ワープロ、スプレッドシート、プレゼンテーションの各アプリが統合されているだけでなく、画像を編集可能なWordドキュメントまたはExcelシートに変換する機能やPDFに署名する機能など、モバイル向けに最適化された機能がいくつか追加されている。
Wordの音声書き起こし機能の改善や、Androidのタブレットサポートの強化といった、新機能の開発も進められている。
Microsoftによると、3つのアプリが1つに統合されたことにより、「ユーザーが既に知っていて利用している既存のモバイルアプリのほぼすべての機能を維持しつつ」、「個々のアプリをインストールするよりもスマートフォンのストレージに占める容量を大幅に小さく」することができるという。
これまでの個々のアプリと同様、新しいOfficeアプリは無料だが、「Office 365」のサブスクリプションがあればアプリのプレミアム機能を利用できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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