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Apple Pencilの進化、司法への協力拒否し、プライバシー維持--Appleニュース一気読み

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 AppleはユーザーのiPhoneのロックを解除するための裏口、すなわちバックドアを用意するつもりは、2020年に入ってもないようだ。

 米国司法長官のウィリアム・バー氏は米国時間1月13日、12月にフロリダ州の海軍基地で発生した銃撃事件の容疑者が持っていた2台のiPhoneのロック解除について、Appleに協力を求めた。

 Appleは同社のサーバが保管する容疑者のiCloudバックアップ、端末に紐付く複数のアカウントの取引データをFBI(米国連邦捜査局)に提供したが、iPhoneのロック解除については協力していないことも、バー氏が明らかにした。

 これに対して、米国のドナルド・トランプ大統領は「われわれは貿易など多くの問題で常にAppleを支援しているにもかかわらず、Appleは殺人犯や麻薬の売人やその他の暴力的犯罪要素に使われたスマートフォンのロック解除を拒んでいる」と、Appleがバックドアを作成しないことに対してTwitterで批判した。

 Appleが捜査当局にiPhoneのロック解除の方法を提供しない姿勢は、カリフォルニア州サンバーナーディーノ市で発生した銃撃事件の際に大きな話題となっており、今回が初めてではない。

 他の企業と同様、Appleが保管しているデータは提供しているが、同社がプライバシー対策で訴えるとおり、極力iPhoneの中にユーザーデータを留める方針で、暗号化されたデータをAppleも読み解けないことから、iPhoneのロック解除をしなければデータは取り出せない。

 そこで捜査当局は、iPhoneのパスコードロックを回避して中身を見る方法、バックドアを用意しろと要請しているが、Appleはこれを拒否しており、現在もその方針を堅持している。

 CESのセキュリティラウンドテーブルに登壇したApleのプライバシー最高責任者、ジェーン・ホーバス氏は「バックドアは問題解決の手段ではない」と、事件への支援を説明しながら、バックドアを準備することはないとした。この、暗号化によってユーザーデータをあらゆる存在から保護する方針は、同じイベントに登壇したFacebookをはじめとするテクノロジー企業で共有されていると考えて良い。

 その一方で、バー司法長官は、海軍基地での事件を「テロ」と呼び、その捜査に協力の姿勢を見せないAppleに対して、圧力をかけている。

米司法長官、「iPhone」ロック解除でアップルに支援求める--軍施設の銃撃事件めぐり(1/14) トランプ大統領、「iPhone」のロック解除拒否でアップルを批判(1/16)

Apple Pencil、更なる進化は?

 Apple Pencilにタッチ操作を加えるための特許をAppleが出願した。この特許によると、スタイラスの軸にタッチセンサーをいれることで、指をスライドさせる操作をしたり、複数の指で先端をつまんでぐるりと回すような操作を実現するアイディアが記されている。

 Apple Pencilは、2015年に12.9インチの初代iPadプロが登場した際に第一世代が登場した。ペンのお尻のキャップを外すとLightningコネクタが用意されており、ペアリングと充電ができる。また、筆圧検出や20msの反応速度を誇り、タブレット向けスタイラスペンの性能として高評価を得ていた。

 ただし、iPadのLightningコネクタに差し込んで充電するスタイルは、お世辞にもスマートとは言えず、滑稽と言うべきであり、またiPad本体とApple Pencilをアクセサリやケースなしで持ち運ぶことができない使い勝手の悪さを露呈していた。ちなみに、iPad ProとApple Pencilを同時に収納できるレザースリーブがアクセサリとして追加されたのは、10.5インチiPad Proの登場まで待たなければならなかった。

 なお、第1世代のApple Penilは2019年に対応機種を一気に拡げており、最も価格が安い廉価版のiPad、iPad Air、iPad mini、そして販売が終了しているが、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、第2世代までの12.9インチiPad Proで利用できる。

 2018年10月にiPad Proラインアップが刷新された際、Apple Pencilは第2世代となった。iPad Proの左側面に無接点のワイヤレス充電ポートと磁石が仕込まれ、磁力で固定されペアリングと充電ができるようになった。

 加えて、第二世代Apple Pencilには振動センサーが入り、ダブルタップすると鉛筆と消しゴムなど、ツールの切り替えができるよう改良されている。

 今回の特許は、Apple Pencil本体での操作性を更に高めるためのもの、と解釈できる。振動センサーだけではこれ以上の機能を割り当てられないからだ。

 振動による操作から別のセンサーへ移行したApple製品にAirPodsがある。AirPodsはイヤーピースをトントンと叩くことでSiriの起動や曲送りなどの操作を行っていた。しかし最新のAirPods Proでは、振動から圧力にインターフェイスを切り替え、軸の部分を押し込むことで操作を行う。これによって、押し込む回数や長押しなど、操作のバリエーションが増した。

アップル、「Apple Pencil」をタッチ対応にする特許を出願--ペン軸をタップやスライド(1/16)

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